治療が偏る(精神論だけ・・・物理的細分化だけ・・・)ということでは対応できないのが

帰蔵易の病です。

 

そういうことを考えながら、この数年で両方の整え方ができるようになりました。

 

結果、迷わずにあらゆる場面で確信が持てる(手応えのある)施術結果が得られております。

 

私の針の師匠が常々言われていた教えの中に、『鍼は祈り』ということを言われておりましたが、やっとわかったような気になっております。

自立とは、他者を知り、他力の存在に感謝できる心と、その『歪まない心と行動』が必要なのです。

易の中に、宿命・運命・立命という言葉があります
が、宿命はこの世にうまれ、変わることのない流れ(個性)であり、運命とは人生の中で上手に個性を活かしながら運転をすること・・・そして、立命とはこの世で果たさねばならない、個性ある志の結果なのです。

その個性は彩によって輝き放たれ、人生を謳歌できますし、感謝できる言葉は自分以外の人にも笑顔が生まれ、互いに切磋琢磨されて参ります。

 

怒り・悲しみ・苦しみ・痛み・妬み・嫉み・嫉妬全てが個性にはない感情ですので、そのような苦しい表現をしないために、光(彩)が守護となります。

 

日々にその色彩に恵まれてさえいれば・・・そして、その意味を感じて生きてさえいれば、誰もが立命に向け。素晴らしい個性を発揮できるのです。

 

お相撲でも勝負を決めるのは、立ち合いと言われますから、はっきよい・・・のこった・・・と言って、息を吐いて集中し取り組んでいくのです。

私たちも一日の始まりは、彩個性学でお伝えしております、十二種類の色を纏って身を整え、お経を読み(私は般若心経)心を整え日々を送りさえすれば、安堵できる人生が待ち構えてくれてます。

 

豊かさとは、多くの場合、その邪魔を生むことの方が多いので、叶わないようにできているだけです。

 

身の丈に似合った人生を与えてくれていることに、感謝できればいいのです。

 

合掌