『自由市場をゆがめる補助金』シリーズが始まりました❗️笑
第1回目は、ペットボトルリサイクルに対する補助金です。
ペットボトルリサイクルや容器包装プラスチックには、国がその事業費の2分の1以上を補助しているそうです。
そうしないと採算が合わないからです。
廃プラスチックのリサイクル設備に1/2の補助金
https://shacho.green2050.co.jp/%e7%9c%81%e3%82%a8%e3%83%8d%e3%83%ab%e3%82%ae%e3%83%bc/6160
本来ならばビジネスとして成り立たないリサイクル事業に税金を注入し、無理やり採算が取れるようにしているのです。
大きな利権であり、大きな無駄だと思いませんか
一方、アルミニウム缶リサイクルは環境にも経済にも優しい事業です。
回収されたアルミニウム缶から地金をつくるエネルギーは、原料鉱石であるボーキサイトからつくる時のたった3%で済みます。
アルミ缶リサイクル協会
http://www.alumi-can.or.jp/publics/index/24/
つまり、リサイクルにより97%ものエネルギーが節約できます。
アルミニウム缶のリサイクルは、国が補助金を出さなくても成り立つ事業と言えます。
先ほど述べたペットボトルリサイクルには、このような経済的なメリットはありません。
このように、リサイクルには採算が合うものと合わないものがあります。
国は補助金により市場に介入し、自由市場で本来成立するはずのない事業を起こし、お金、人材、およびエネルギーを無駄使いしています。
一方、このような不必要な補助金を無くして国の事業を少なくすれば、市場が自由になるとともに、その分減税が可能になります。
減税すれば、我々民間が自由に使えるお金が増えます。
そうなれば、家庭では自由に欲しいものを購入できますし、事業者であれば自由市場で本来求められている事業に投資することができます。
そして、人材やエネルギーなどの社会のリソースが自由市場の需要にマッチした適切な形で使われることでしょう。
ペットボトルリサイクルの補助金は廃止した方が良いのではないでしょうか