もう全員抱きしめてやりたいです。
こんなむさ苦しい野郎に抱きしめられても迷惑でしょうが、
ぷよぷよしているので感触は悪くないはずです。
そんな事はさて置き、今季最後の東北ダービーでした。
勝たなければいけない北海道戦を連敗。
残留プレイオフを回避する為、もうどこが相手でも負けられませんが
仙台に負ける事は残留争いから抜け出せないだけでなく、直接対決の
勝敗数にも絡んできます。
前回のブログで「俺たちのために戦ってくれ」と書きました。
当然彼らは読んでる訳ないですが、コートに立つ全員から
絶対に勝つという気迫と、ボールへの執着心を感じました。
試合後、ダイチは「強気で、後ろにブースターがいることを意識して
全員試合に臨めたと思う」と話していました。
その言葉どおり、敵地カメイアリーナにはピンク、ピンク、ピンク。
誰が呼びかけた訳でもなく、示し合わせた訳でもなく、
それぞれがそれぞれにチケットを買い、会場に集結しました。
「偉大なる烏合の衆」という言葉を頂きましたが、本当にそんな感じです。
秋田だけでなく、他県、関東などなどから勝手に集まって、練習も一切してないのに
ピッタリ合った応援をし、最高潮に盛り上がり、また銘々帰っていく。
今までと変わらない秋田ブースターの姿がそこにありました。
2試合とも日本人の得点と、インサイドでモリソンが絶対的優位に立ったことで
押されても慌てずに、着実に加点できた事で全体で主導権を握れました。
そして何より、やっぱり頼りになるレオ。
これ以上詰められると流れが…という場面でのミドル、信じられないようなクラッチシュート、
さらにアシストでも素晴らしいパスを供給してくれた。
また受け取る方も、明確な意図をしっかり汲み取って受けてた気がします。
今節のヒーローは、ナカタク(と勝手に呼んでいますが正式にはタク)こと
中山拓哉だと勝手に決めています。
試合終盤になっても落ちない運動量。コートで一人時間の流れが違うかのようなパス。
勘の鋭さと、周りを一瞬で見渡す力。
それでも土曜の試合、悔しい場面がありました。
コート中盤で、二度続けてスティールされる。
一瞬ボールから視線を切った瞬間を志村は見逃しませんでした。
さらに激しいディフェンスで体勢が崩れ、ボールをファンブル。
直後にベンチに下がったナカタクを全員が励ましました。
大切な仲間を痛い目に遭わせられて黙ってなんていられません。
直後のオフェンスで、キャプテンシゲからのパスでダイチが3P。
さらに連続得点。4Qに入るとコートに戻ったナカタクが、バックコートに
戻りそうになったボールをハーフラインから1mを超える横っ飛びでボールに飛びつき
そのままセイヤへ。さらにオープンのシゲに渡り、試合を決定付ける3Pを沈めます。
鳥肌が立ちました。
明けて日曜の試合も、展開は同じ。
序盤仙台の3Pが確率良く決まりリードを許しますが、インサイド、そしてこの日も
ナカタクのパス、ドライブが面白いように決まり、中盤、終盤と速い展開で
得点を重ね、見事に連勝しました。
この2試合で、はっきりと今の秋田にはトランジションの速いバスケットが合う事が分かりました。
セイヤ、シゲ、ナカタク。
特にナカタクのパスの速さと出るタイミングは、今までに見た事が無いタイプ。
パスを出す前の「ため」が無く、一流ボクサーのジャブみたいにノーモーションでパスが出るので
相手も予測し辛いのかなと思います。
リバウンドから速攻、そこからの創造的なプレイはシーズン後半から見えてきた
秋田の強みに間違いなくなっています。
明日から、いよいよカンファレンス首位、栃木ブレックスとの試合です。
正直、チームの完成度はBリーグで一番だと思います。
何度も試合を見ました。
オフェンスのフォーメーション、チームディフェンスの緻密さと運動量。個々のスキル。
やっぱりすごいです。
では、勝てないのか。
大差で負けて「うわー、やっぱり栃木だなぁ」で終わるのか。
絶対に嫌です。
セイヤ、準備はいいかい。
レジェンド、日本人初のNBAプレイヤー、元チームメイトの大先輩。
これ以上倒しがいのある選手はいないよな。
コートに立ったら、キャリアも立場も関係ない。
目の前にいるのは、たった一人のバスケットプレイヤーだ。
ブチ抜け。
涼しい顔してシュート決めろ。
怖いものなんてない。俺たちがついてる。
シゲ、疲れたな。本当に疲れた。
精神も肉体も、きっと今は疲労のピークだろ。
でもシゲには、誰も持ってない、たったひとつの武器がある。
カズさんに怒鳴られて怒鳴られて、悔し涙を流して、それでも耐え続けて手に入れた
熱く、絶対に折れないハートがあるだろ。
走れ。止まるな。打ち続けろ。
相手が格上?
知らねぇよ。
「お前は通用しない」 「どうせダメになる」
何度そう言われても、クソ根性で全員に打ち勝ってここまで来たんだろ。
怖いものなんてない。
俺たちがついてる。
負けるわけねぇだろ。
県立がなぜ「聖地」なのか。
ハピネッツの歴史が始まった場所だから、だけではありません。
あの会場には、不思議な力があるんです。
一歩足を踏み入れた時から感じる高揚感。
試合中、ブースターの声と熱狂がうねりになってフロアまで降りてきて、
ぐわーっと駆け回る感覚。
声が何倍にもなって、コートで戦う選手達を包みます。
ブースターの声が、選手達を後押しし、守り、力になります。
「私、ここさ来ると何だか元気になるなしゃ」とおっしゃったお婆ちゃんも
いらっしゃいました。分かりますよね。
相手は最強栃木。
でも、我々の最高のホーム県立体育館を絶対に守りぬきたい。
常日頃「スポーツ観戦はまったり飲み物とおつまみを手にゆっくり見るもんだ」と
言っていますが、今回は別。
今こそ、県立360度全方向から「オールアリーナプレス」で
栃木を倒しましょう!!!!!
会場に来られる方は、ぜひピンク満載でいらしてください。
会場を隙間無くピンクで埋め尽くして、相手を圧倒しましょう!
会場に来られない方も、試合時間には是非ピンクを身につけて
県立に魂を、想いを飛ばしてください!
あなたと一緒なら、できる!
勝利へ、そしてB1絶対残留へ。
県立でお会いしましょう!
