前半は自然の絵が多めで、特にルソーの田園画は綺麗でした。
奥行きが上手く表現されており、写真さながらでした。
あと、水を扱った絵はどれも綺麗でした。
波、雫、水たまりなど、画家ごとに違う水の表現はそのどれもが洗練されて美しかったです。
三つ目のブースは、アカデミック芸術のブースでした。
個人的にはここの絵の感じが一番良かったです。
最後のブースはこのイベント展のメイン、ルノワールのブースでした。
女性画を多く描いたことで有名なルノワールですが、展示されてた中では、大人の女性の絵はなんかいまいちでした。
女性画は、少しふくよかな女性であるのが多いけれど、飾ってあったルノワールの絵はちょっと太り過ぎかなと思いました。モデルは後の嫁はんらしいですけど(笑)
しかし、少女の絵はとても良かったです。
純粋さ、無邪気さが穏やかなタッチで表現されていて、見ていると安らかな気持ちになりました。
他にも花(シャクヤク)や、リンゴなどの絵も素晴らしく、さすがメインにされてるだけはあるなと思いました。
この規模でルノワールの絵を見れるのは今後ないと思うので、とてもいい経験ができました。

