登山道誘導ロープ整備② | mafu-blog +山と魂+

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ふくしまのマウンテンスポーツアスリート

mafuを含め8名(男性3名・女性5名)の参加で行われた西吾妻山付近での今回の活動。なんと!標高は2,000m級の山々です。
参加者

誘導ポールをスティック代わりに急な斜面を登って行きます。

参加者は、mafuの倍は生きておられる大先輩方。

みなさん心から本当に自然を愛し、次世代にこの自然を残そうとお考えの方々で、道中いろんなお話しを聞くことができました。未熟なmafuに対して、すっごく丁寧に優しく高山植物、木々の種類を教えてくださり、とても新鮮でした(^-^)心から感謝いたします!

荷揚げ「ロープ」
mafuは、とらロープの荷揚げを担当。
整備前の登山道
雪の力で曲がってしまったポール。

前回の整備が4,5年前とあり、ロープもだいぶ劣化。
ポール直し
曲がったポールは、石を使って真っ直ぐになるように補修して再利用。

これがまた力仕事(^▽^;)
ロープ結び
今回のリーダーであり樹木医のSさんにロープの結び方を教わりました!
ロープ
高山植物チングルマが群生する湿原を保護!


どうして、このような作業を・・・。とお思いの方もいるでしょう。


この地区は、湿原(泥炭層)が崩れてきていることもあり、一見、登山道と湿原との境界がわかりずらく、一体化しつつある場所。

長年、山に携わっているハイカーなら、常識として湿原に立ち入らないことを承知している。しかし、山の知識に乏しいハイカーは、悪気があってではなく純粋にもっと近くで高山植物を見てみたいとの思いから湿原に入り込んでしまうケースが残念ながら多々あるとのこと。つまり、後者に対して、「ここは立ち入ってはダメですよ。この道すじを歩きましょう」と誘導する役目となるわけで。もちろん、ロープをくぐれば、ベルが鳴るわけでもなく、自由に湿原には行けます。あとは、良心の問題。自然に対する心構えの問題です。
この素晴らしい大自然を次世代まで残さなければ!!
もっともっと、みんなが自然に対する意識が高まり、こういった誘導ロープがなくても、自然と共存できる日が早くやってくるとイイなぁ~。

自然は自然のかたちが一番イイはず。
整備完了

今まで誰かがやっていた活動。

誰かがやらなければ。その誰かになる勇気。

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