六年間を振り返って・・・
国体が終わり、一週間が経ちました。この一週間、様々な思いと葛藤しました。
成年男子47都道府県×2名=94名が一斉スタート!
縦走競技と関わった6年間。
80年という長い人生の中の、わずか6年。
この六年間、毎日、縦走競技のことを考えて生活していました。
ひとつの国体が終ると、また次の国体を目指して六年間取り組んできました。
その一年間を通して、常に今の自分が置かれている生活環境の中で、やれる事はやったのだから、悔いはないはずだろうと自分自身に問い掛けても、やっぱり悔しい。
むしろ、まだまだもっともっと「やれること」はあったんじゃないか。と思ってしまう。
多分、まだまだ「やれること」「たりないこと」があったから、こう思う気持ちが生まれるのだろう。
第一給水所付近。各県の応援団、観客の声が本当にすごかった♪
初出場で、この上ない成績、感動を手に入れ、その感動をもう一度味わいたくてやってきた。
競技者、勝負者である以上、勝つときもあれば負けるときもある。
競技者としてだけではなく、人生の見方として、負けるとき、悔しい思いをするときの方が多いと聞いた事がある。
「負けたときの方が学ぶことが多い」ということも。
この六年間を振り返って、確かにそうだとも思える。
背負っているザックの重さは17kg!!
ボクはすごく「前向きでプラス思考」な人間です。
もちろん人間ですから、この一週間のように気持ちが「マイナス-」に落ち込む時もありますが、どこか「プラス+」の視点からは見ています。
この六年間の国体で、優勝するという「感動」と、入賞出来なかった「悔しい思い」の両方を経験する事が出来たボクは、本当に幸せだ(*^▽^*)と思う。
表彰式では、一般席から表彰台の上で、表彰される選手を見上げ、壇上の表彰台に上れないのが、こんなに悔しいものなんだと、最後の国体で味わうことができた。今まで表彰台の上での思いしか感じたことがない自分にとって、負けなければ味わえないこういった込み上げる思いもあるんだということを初めて知った。こんなに悔しい思いで見上げる人が毎年いるんだということを。
「+」「-」の両方を経験できた6年間の国体は、かけがえのない経験です。
最後の縦走に入賞された各県の方々、本当にカッコよかったです!!
80年という長い人生の中の、わずか6年。
このわずか6年ではありますが、これからの長い人生において、大きな位置づけとなる6年間であることは確かです。
「縦走競技」と出会えたこと、「縦走競技」を通して出会えた方々へ心から感謝いたします(*^▽^*)
mafuの山岳競技:縦走経歴
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2002年(平成14年)高知県 : よさこい高知国体 : 優勝(個人2位)
2003年(平成15年)静岡県 : わかふじ静岡国体 : 優勝(個人3位)
2004年(平成16年)埼玉県 : まごころ埼玉国体 : 準優勝(個人12位)
2005年(平成17年)岡山県 : 晴れの国岡山国体 : 5位入賞(個人21位)
2006年(平成18年)兵庫県 : のじぎく兵庫国体 : 準優勝(個人19位)
2007年(平成19年)秋田県 : わかすぎ秋田国体 : 10位(個人29位)
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第一に、日本列島いろんなところへ旅が出来ました(^∇^)すべての地での思い出を鮮明に覚えています。
物事には必ず意味がある。今回の結果、経験も絶対に意味がある。