裏ルート
いまの仕事への不満はいろいろあるが、そのひとつに事業そのもののあり方に納得がいかないことがある。
やるべきことがあるのに、「交付金がつかないからできない」という意味わからない理由で実行しない。
確かにお金は大事だし、お金がなければ事業はできないわけだけど、本気で予算を取りにいっているのだろうか。
昇進してえらくなれば変えられるのかもしれないが、その立場になれるのは早くてもあと15年はかかる。
そんなもやもやした気持ちの中、「地方議員になればいいのでは」とひらめいた。
地方議員の前職
地方議員についてじっくり調べている時間はないので、ざっくりと自分の勤めている自治体の議員の前職を探ってみた。
議会のホームページでは公開されていないため、ひとりひとりグーグルで検索。
とりあえず10人くらいについて調べたところ、議員秘書だった人が多かった。
自分の中では『政治家=弁護士』というイメージがあったが、そうでもないらしい。
確かに、政治の世界に飛び込むには、議員秘書というのが手っ取り早いのかもしれない。
税理士資格の取得に向け勉強しているが、今回の調査では税理士から議員になった例が見当たらなかった。
ただ、いまの生活では政治家との接点などないし、政治活動も禁止されているため、
政治家というものに興味があるならば、士業に関する資格の取得は見当違いとも言い切れないと思った。
そもそも役所の論理では、えらくなったとて『先生』のいいなりなのだから、
やりたいことをやるならば内部でえらくなるよりも、手っ取り早く外から上の立場を目指すのがいいのだろう。