この時期になると原爆のことや戦争のことが話題にあがる
日本にいて話題になるのは、いかに日本が戦争で悲惨な結末を迎えたか、原爆が今尚どういった影響を残しているか…といったこと。
(原爆について言及はするが、そこから何かを学んでいるのかどうかは怪しい…原発については今もスルーですし)
日本がどれだけ大変な目にあったかという、やたらと被害者的立場をとった報道をするが、日本がどれだけ加害的だったかという点を無視するあたり、本当にいやらしいと思う。
私の友人でも社会で起こっている物事に対して関心がない人はいる
友人の事が好きでも…私はそういった無関心な姿勢に憤りを感じる。
しかし憤りを感じる反面、彼らは無関心にならざるを得ない環境で育っているのだという事をしっかりと認識せねばと思う…
彼らの感情的なあり方
受けてきた教育
社会の中でどのように扱われてきたか
こういった事柄が人を作る…
私自身もどれだけ世界に対してポジティブな影響を与えているだろうか。
こういった人を責めるのは良くないと思う。
けれども私のエゴは許せない。
こういう、いやらしさが私の中にある。
私は関心がないと言った彼に丁寧な言葉を投げかけたが心の中では責めていた。
つくづく世界を良い場所にするとは、自分自身のあり方を戒めることだと思い知らされる。