一緒についていてくれたお婆ちゃん
退院できるものと信じて
母の靴を握り締めて

「でも、もうこの靴も必要ない」

っとポロリと涙を流していました。

私がしっかりしなきゃと決心

姉と妹も駆けつけ
皆で母に話し掛けました。

頑張れお母さん
絶対目を覚ますんよ
大丈夫だからね!

って大きな声で(T_T)

その後どうしたらよいのか?
気が動転して
家族で近くの赤伽坊へお詣りに

なぜか12時だいぶ過ぎていたのもかかわらず奇跡的に4人同時に横並びに一番のりに足を踏み入れ

初祈願

皆の願いはただ一つ
「お母さんが元気になりますように」

お坊さんが「一番乗りの祈願の方は願いが叶いやすいと言われているんですよ」っと
言って下さって

これはきっとお母さん大丈夫だ!
って思いました。

帰ってから
お母さんに付いてないで良いんかなぁってひとりが言い出し

我に返った
私たちはもう一度病院へ行くことに

みゆちんは家で待機

何かあったときのために
姉と妹が病院へ

みゆちんは
何もありませんように
電話がなりませんように

取りあえず眠って、明日は交代しなきゃ…


って想うばかりでやっぱり一睡も眠れなかった。


続く