小学4年の息子とファストフードに行った時の話だ。
隣の席に座る男子高校生集団の話が自然と聞こえてきた。
「俺さぁ、親父の二重があったらもっとかっこよかったと思うんだよね」
その言葉を聞いてキューっと胸が痛くなった。
同じ子供を持つ親として
もし自分の子供が外見について将来悩むことがあったら私は悲しい。
こればっかりは何も協力してあげれないし
誰しも自分の子供の外見は大好きだと思うから
きっと隣の先の男の子の両親もこの言葉を聞いたら悲しむと思う
話をしばらく聞くと
「〇〇くんの鼻のパーツすごい綺麗だよね」
「なんで〇〇みたいな顔じゃないんだ」
「メイクでカバーできるとこも勉強してる」
私はびっくりしてしまった。
20年前の私の高校時代は
男子がこんなにも美容に詳しいことはありえなかった。髪型を少し気にし出してるけど顔のパーツがどうとかなんて話はまったくなかった。
私は思わず
「私はあなたの一重とっても魅力的だと思う!」
と男子高校生の手をとっても言いたかったけど
それを実行したところで
おばさん、誰やねんって感じだろうし
目の前の我が息子は顔を真っ赤に恥ずかしがるに違いない。通報され可能性もある。
でも彼の気持ちもすごく分かる
SNSにはとんでもなくカッコよくて
普段だと出会えないようなキラキラした人達で溢れているから
そういう人たちに憧れるのは自然なこと
でもわかって欲しいのは必ずしもそれがリアルではないということ
いくらでも加工、つまり、つくれる世界に惑わされないで欲しい。
それよりも私が目を向けて欲しいのは
さっきから外見の悩みを相談するあなたの話を真剣に聞いてくれている友人がいること。
前のめりで相槌をうってくれ、否定せずに改善方法を一緒に考えてくれる友達が3人もいること
それってすごく凄く幸福なことだと思う
あなたの着ている高校の制服は有名な私立だし
学校帰りにファストフードに行けるほどの経済的余裕もある。
ないものねだりになったら人間はキリがない
いつまでも乾き切った砂漠を歩き続けることになる
けれど今ある幸せに気づいた時、幸せに満ち足りてたことに気付くことができる。
私は自分の子供には小さな幸せに気付ける達人になって欲しい。
携帯の画面でイケメンの画面を探す彼達が、
目の前の窓ごしの空に虹がかかって事にどうか気づいてくれるますようにとこっそり祈った