愛されることを諦めた大人女性の傷付いた心を癒やし、再び幸せに満ちた愛を手にいれる❤
恋愛コンサルタントの有坂文花です
私自身の心を整えるために、セルフセラピーを日常的に行っています。
その中で思いがけない「過去の未消化な感情」に出逢うことがあります。
私は3人兄弟の真ん中として育った、いわゆる「中間子」です。
兄は初めての子供であり、男の子ということもあって、私にはいつも「優遇されている人」と見えていました。
食卓のメニューも兄が好きなものだったり、おもちゃやオーディオ器具なども特別に買い与えられていましたし、両親も兄に対しては一番神経を使って子育てをしていたのではないかと思います。
弟は、私と兄とは少し歳が離れていたこともあり、とにかく末っ子として「甘やかされている人」と私には見えていました。
幼く甘えたい盛りの4、5歳の私は、生まれたばかりで手のかかる乳飲み子の世話に追われる母の愛情が欲しくて、何度も期待しては裏切られたような感情を感じていたことを思い出していました。
この「期待しては裏切られたような感情」は今も潜在意識に蓄積されたまま、こびりついていたのです。
この幼い頃に感じた「未消化の感情」に、その後の行動が左右されていくことがあります。
幼い私が感じた「私は後回しにされている」や「私が母に何かを期待しても裏切られる」という想いが、今でもそういった現実を目の前に差し出すことで証明してみせることがあります。
私自身にもそういった認知や行動のパターンがあったのだと、困惑もします。
感情は幾重にも重なり合って、表面で見えている感情の下に別の感情が潜んでいますし、潜在意識にある古い未消化の感情も普段は深い場所に沈められて蓋をされていますから、そう簡単には姿を現しません。
だから、自分で自覚することはかなり難しいと思います。
私が潜在意識に抱えていた自分自身への解釈である「私は後回しにされている」や「私が何かを期待しても裏切られる」がその後の人生に大きく影響してしまったことは、否定できません。
私は期待することを辞めてしまったり、期待しても裏切られる現実を受け取ってきました。
私がこの人生や行動のパターンを手放していくためには、この「未消化の感情を消化させる」「認知を変化させて、自分自身への解釈を変える」ということをしていく必要があります。
例え「幸せになれない人生や行動のパターン」だったとしても、長年手に握ってきたものを手放す時は、怖さを感じるし、強い抵抗もあります。
だって、長年信じてきた信念を変えるということは、自分否定とも感じますし、何かに負けたような気持ちにもなりますから。
それをクライアント様によっては、「ザワザワする」と表現される方もいらっしゃいます。
幸せになれない未消化の感情を表面に出したり、手放す怖さを乗り越えるためには、私達のようなカウンセラーやセラピストが寄り添うのが安全だと思います。
こういった未消化の感情は決して一つということはありません。だれしもがたくさんの未消化の感情を潜在意識に隠し持っていて、知らず知らずのうちにあなたの人生の行動パターンをつくりだしています。
ですから、私自身今もなお、セルフセラピーで感情をあぶり出し、癒しています
1度や2度のセラピーでも確かに大きな変化が出る場合もありますが、私達が人生での経験や体験が無数にあるように、感情もそう簡単なものではないってことですね。
あなたの人生が幸せで満ちることを願っています❤
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