こんばんは、54base川口です。

 

このブログでも度々オイル交換は大切だとお伝えしてきました。

 

今回はエンジンオイルの役割について簡単に紹介します。

 

エンジンオイルには主に5つの役割があります。

 

順に1つずつ紹介します。

 

①潤滑作用

 これは基本中の基本ですね。エンジンの金属の部品と部品の間に油膜を作ることで金属同士が直接触れあうことを防ぎ、摩擦と磨耗を減らします。

 

②密封作用

 ピストンとシリンダーの隙間を油膜で塞ぎ、燃焼室内の燃焼ガスの圧力がクランクケース側へ吹き抜けるのを防ぎます。実はこの作用かなり重要なポイントなのです。燃焼効率を上げると共に、出力損失を防ぎます。

 

③冷却作用

 これも重要な作用です。エンジン内部を循環しながら、潤滑部分の摩擦熱や燃料の燃焼熱を奪って冷却を行います。エンジンの焼き付きや熱変形の防止の役割ですね。

 

④清浄分散作用

 エンジン内部に発生したカーボンやスラッジが堆積しないようにオイル中に分散浮遊させ、交換時に排出します。定期的なオイル交換はエンジン内部を綺麗に保つためにも欠かせません。

 

⑤防錆防食作用

 エンジン内部に発生する酸や水分による錆や腐食を防ぎます。エンジンを長持ちさせるには必要不可欠な作用です。

 

 

 

以上5つがエンジンオイルの主な役割です。

 

 

次回は良いエンジンオイルと悪いエンジンオイルについて紹介予定です。

 

 

ぜひ参考にしてください。

 

 

 

 

 

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