令和でも平成でもない世界
用事があり、県内で移動。
モーニングで有名な一宮市だったので、用事を終えた昼過ぎに
一日中モーニングの店ってあったよな、よし探すかなと検索。
用事のあった目的地までの喫茶店をチラチラチェックしてたけど
結構車もいたので、なるべく人がいないといいなーという
経営者に失礼なことを考えながら店をチョイス。
犬山のテレビの取材もよく来る人気店?!へ。
外観が派手すぎて、入るのを躊躇うあの店です。
なにが店の看板かわかりませんが、芸術家のマスターが作成した看板やら壁画やら、アートな佇まいです。
入店すると、小学校で見たような下駄箱がある。
きれいに靴が中にならんでいた。
人生初土禁の飲食店でした。
そして、一歩踏み入れたその先は、ミラーボールが回転してました。
そうです、一日中モーニングをやっている『カラオケ喫茶』でしたのさ!
席はビロード調のスナックソファ!
でも、客層は私服のおじいさんおばあさん。
下駄箱に靴を入れたときから、五本指ソックスを晒したときから
私はこの店でモーニングをする!!と決めていたので
常連さんに声をかけて、席につく。もちろん相席。
サンドイッチ、おにぎり、唐揚げ、三色だんご、プリン、スイカ。
ドリンク1つ注文すると、モーニングですとかなにも言わなくても持ってきてくれる。
サンドイッチ食べながら手拍子したり、歌を聴きながら世間話したり
ゆる〜い時間が流れてた。
言葉が、みんなまるい。
言葉の音も、耳にやさしい。
外観や内装は個性が強いけれど、常連さん達がその個性をマイルドに包んでいた。
常連さんが、初めて店に来てくれた子がいるよ!と声をかけてくださったので
店主であるマスターが、業務で忙しい中席まで来てくださった。
個性的なアートを貫いてる方なので、さぞや豪快な、、、と思いきや
大人しくて少し照れ屋だけれど、自分の信念を一本貫いてるような、不思議なオーラの人でした。
あまりに異質なおばさん(私)が、ソファの真ん中にドンと座っていたから
どうしたものかと躊躇っていただけかもしれませんが(笑)
違う世界にいるようだった。
昔を懐かしむとは少し違う、でも不思議と居心地がよかった。
子どもの頃、喫茶店で初めて飲んだミルクコーヒーみたいな
苦くて飲めないなら砂糖入れてあげると、小瓶からキラキラした白い砂糖を小さなスプーンでそっと注いでくれた
苦いんだけど、ほんのり甘くてやさしい昭和の世界。








