おはようさんでございます!

 

脱線気味になりましたが、イスラエルの歴史に欠かせない聖書について前回までで書きました。その上で歴史について書いていきますね。

 

19.古代(前半)

  まずは古代からです。ほとんどが旧約聖書の内容ですね!

  ユダヤ民族はおよそ4000年前(紀元前17世紀)に族長であるアブラハム、その子イサク、孫のヤコブから始まります。

  

  最初は遊牧生活を送っていたようです。そして、「神」からアブラハムがカナンの地へと導かれ始祖となりました。ここからユダヤ教が始まると言えますね。

  

  その後、カナン全土に飢饉が広がった際、ヤコブと12人の息子はその家族とともにエジプトに移住しました。しかし、その子孫は奴隷として苦しみの時代を過ごしました。

  

  400年間の奴隷生活を解放したのが最初のヒーロー「モーセ」です。モーセはユダヤの民をエジプトから脱出させ、約束の地イスラエルに連れ戻すために神によって選ばれた人とされてます。モーセらはシナイ砂漠を40年にわたって流浪し、その間に神から「十戒」を授かりユダヤ教が宗教として確立していきました。

  イスラエルの地に戻ったユダヤ人たちは約200年間は比較的穏やかな時代を過ごしたようです。

  

  しかし、ペリシテ人(地中海沿岸に入植した小アジアの海洋民族)からの攻撃を受けるようになり、それに対抗するためこれまでの部族組織から、王制へと変わっていきました。

  

  そして紀元前1世紀に有名なダビデ王が誕生しました。ダビデ王は古代イスラエルの12部族を1つの王国に統一し、ペリシテ人を打ち破り、ユダヤ王国はエジプト国境から紅海、さらにはユーフラテス川にまで拡大しました。

  

  その息子で(これまた有名な)ソロモン王は、さらに王国を強化し、エルサレムにユダヤの神殿を造ったそうな。この頃が最盛期ですね。

 

古代史の前半はここまでとしますね。明日は古代史の後半です。

 

ほなさいなら!