おはようさんでございます!

 

この国は東南アジアの中でも有望だと思います。世界的にも東南アジアの世界に占めるプレゼンスは高まってると思うし、日本にとっても(以前から言われてますが)中国依存からの脱却という意味でもかなり重要な地域です。

 

そんな伸び盛りの東南アジアですが、この国の庶民の暮らしは楽ではありません。

 

ほとんどの人は、南アジアやアフリカの最貧国のような日々食べるものや着るものに困るってことはさすがにないです。でも、普通に暮らしてるように見える人でも収支を考えると非常に厳しいです。

 

「普通に暮らしてるように見える人」ってのは、工場のワーカー(現場だけでなくスタッフも含む)、市場で働く人、メイドさん、レストラン従業員、タクシー運転手、普通の公務員などなどです。

 

つまり経営者と大企業で働くマネージャー以上の人、上級公務員以外の全員が「普通に暮らしてるように見える人」です。

 

彼らは毎月決まった額を貯金なんてできてません。決まった額を返済してる人はいますが・・・

 

日々の生活はそれなりだけど、解雇されたり、病気やケガになったりすると、すぐに生活が困窮します。

 

一見すると、それなりのスマホを持ち、バイクも所有し、家にはテレビも冷蔵庫もある人でもギリギリの生活をしています。

 

少し所得が増えると、生活レベルもすぐに上げるんでギリギリの生活であることに変わりはありません。

 

日本人がこのような状態なら、不安でたまらないんでしょうが、彼らはそのように見えません。

 

なぜか?私はこのように考えています。

 

それは、彼らなりのセーフティーネットがあるからです。一番は暖かい地域なんで最低限の食い物には困らないっていうのがあるでしょう。そして困った時は大きな意味でのファミリー(親戚や近所の人)で助け合いがあります。

 

持ちつ持たれつともいうし、お互い様ともいうし、足の引っ張り合いだとも思います。でも政府のセーフティーネットに頼らない相互扶助が確実にあります。

 

日本のような個人主義とどっちがいいんでしょうね。

 

私は日本のほうが好きですけど、もしこの国に生まれていたら、(大きな意味での)ファミリーでずっとガヤガヤと楽しくのんびり暮らせるんでしょうね。

 

ほなさいなら!