おはようさんでございます!
本日が最後です。
ボーイスカウト活動は私の人格形成に大きな大きな影響を与えました。その総括をしたいと思います。
1.理不尽さ
理不尽さに対する耐性ができました。人生を送る上で大事ですよね。社会では理不尽なことがいっぱいあります。子供の頃にその経験ができたのは大きな財産です。
2.頑張りすぎない
理不尽さに対する耐性は付いたのですが、一方で「何事も頑張りすぎない」という気持ちが芽生えました。小6までは不器用で頑張る子供でした。でも、ボーイスカウト活動中、頑張りすぎると精神的にも肉体的にも壊れてしまいます。なのでいつも気を抜いて生きています。
3.学校や部活とは違う友達
軍隊的なボーイスカウトで同じようなつらい経験をした彼らとは「戦友」のような気持ちです。もっとも軍隊や自衛隊はもっと厳しいんでしょうが、中学時代にこのような厳しい環境を経験した人は少ないと思います。そんな彼らと会うと安心します。
4.サバイバル精神
キャンプって一から居住地を作ることだと考えています。テントこそありますが、現在のドーム型テントのように簡単には建ちません。そもそも一般人は「テントを立てる」って言いますが、私たちは「テントを建てる」です。そしてかまどを作り、側溝を堀り、トイレを堀り、自分たちの敷地を表示するため柵まで作ります。自然にあるもので何でも作ります。この考えなのでサバイバルには強くなりました。
5.DIY
「Do it yourself」。サバイバル精神と関連しますが、私たちは自分たちで作ること、修理することの重要性を本能的に理解しています。現在でいうとエコやサステナビリティにもつながります。そして「軽トラの荷台にコンテナハウスを作る」にもつながってきます。
6.荷物の少なさ
以前にも書きましたが、旅行中の私の荷物は極端に少ないです。荷物が少なければ身軽に動けるし、逆に多ければ体力が消耗されるっていう精神が染みついています。
7.集団生活とリーダーシップ
本来は集団生活が苦手だし、リーダーの素質もない方だと思います。今でも一人の時間は私にとって重要ですが、集団の中でもうまく立ち回れるようになりました。ボーイスカウトのおかげです。
リーダーは孤独で辛いです。でもその辛さが分かっているので、リーダーじゃない時もリーダーの大変さを思い助けることができます。
5日間に渡り、つらつらとボーイスカウトの悪口を書いて来ましたが、この辛い経験は現在の私自身に完全にプラスになってます。
現代ではありえないコンプラ違反が数々ありますが、重要な経験でした。でも、息子たちにも経験させたいかって自問すると「NO!」です。やはり時代が違いますね。。。
長文、お付き合いありがとうございました。
ほなさいなら!