昨日、好評のうちに最終公演を終えることができました。
みんな本当に本当におつかれさま。そして心からありがとう。
去年、辛夷が終わったあとからすぐに演劇に向けて準備が始まって、脚本選びにすごい時間をかけました。
意見がわれてすごく詰まってしまい、先が見えない状況で、演劇なんてできるのかな・・・ってすごく不安でした。
でも、脚本が決まってからは各課の仕事も順調に進んでよかったです。
もちろんその過程の中では、いろいろもめたこともたくさんあって、順風満帆ではなかったけど、途中で折れることなく、最後まで完成させることができてすごくうれしいです。
演技の練習もG組は、他のクラスに流されることなくずーっとマイペースで続けてきました。
いい意味でも悪い意味でも。
夏休みは発声練習の集まりがすごく悪くて困ったし、夏休みがはじまっても集合がゆるいのはあい変わらず。
他のクラスから
「G組って大丈夫なの??」
って言われることもしばしば。まあ、確かに端から見るとやる気ないクラスみたいに思われたのかな笑
演出としてそう見られるのは結構気持ちのいいことではなかったし、実際ほんとうに心配でした。
このまま中途半端に終わっちゃうのかなー・・・って
そんな気持ちがガラッと変わったのがお盆明けでした。
びっくりするくらいキャストのみんなの演技がすごく上手くなっていって感動。
演出として指導したこと以上のものをキャストの人はみせてくれました。ホントにキャストのみんなには助けられてばっかりです。
9月に入ってからの練習でさらに演技に磨きがかかって、お客さんに見せるのが楽しみになりました。
そして迎えた初演。
終わった後、観客が泣いていたのを見てびっくりしました。
私たちのつくった劇がこんなにも人を感動させることができたのか!!
って胸がいっぱいになりました。
講堂のうしろで観客に挨拶をしているキャストのみんなの表情、すごくすてきだったよ。
演出として頼りないことだらけで、迷惑ばっかりかけたと思うけど、最後にあんな顔をしてくれたのを見ると、少しはみんなの役に立てたのかなーって思います笑
結果は
宣伝賞 第三位!
演劇部門賞 第二位!!
すごいじゃないですか。
あのやる気ないと思われて、どのクラスからもマークされてなかったG組が賞までとってしまいました。
もちろん辛夷杯が取れなかったのは残念です。
予想以上に観客の反応がよくて、辛夷杯も期待していたので、昨日はちょっとしんみりしてしまいましたね。
でもなにより、G組の劇を見てくれて、そして感動してくれた人がたくさんいた、という事実がうれしいです。
「ありがとう。一番いいものを見せてもらったよ」
という嬉しい言葉をかけてくれた友達もいました。
人の心に響く劇を作ることができたG組の力は計り知れなかったですね。
私はG組でよかったと心から思います。みんなに会えてよかった。素敵な思い出をありがとう。
3年G組に、乾杯
演出・方