明日は旦那とウェディングフォトを取りに行く。
ドレスも白無垢も色打掛も全部着たい!!と言ってみたら、「いいよ~」と旦那。

やはり優しすぎて怖い。
てか私に甘すぎて怖い。



白無垢は昔から憧れだった。
綿帽子から覗く真っ赤な紅と長い睫毛。
そんな写真を小さい頃見てから本当に綺麗で憧れでたまらなかった。

でも、まさか自分が結婚出来るとは思っていなかったから
明日、本当に着れると思うとワクワクする。


関東は晴れるらしいし、気温も暖かいみたい。
なんて素敵なのだ。




両親には見せない。
旦那とこっそりふたりで撮る、2人だけの写真。

結婚してから一年近くたってしまったけど、きっと新婚の思い出になるだろう。


いつか、もし子供をもったとして
母はこの時、最高に幸せだったのだと話をしてみたい。




私は旦那より先に逝きたい。
置いていかれるのが本当に怖い。
追いかけるより待つ方が得意なのだ。

でも旦那を置いて逝って、旦那が1人で寂しくなるのは少し辛い。
もしその時に、私と旦那の合いの子がいたらば
旦那は寂しくないだろうか。

それなら子供を持つことも悪くないかもしれない。
そう思ってしまった。


子供を産み、愛して慈しみ育てている人からは反感を買うかも知れないが
そんな理由でも、少し子供をもつ選択への恐怖が和らいだような気がした。




アム