こんにちはニコニコ
今日は、最近話題になっている食品のお話、『トランス脂肪酸』について書きたいと思います。

・米食品医薬品局(FDA)が16日、『トランス  脂肪酸』の食品添加物を2018年6月から原則禁じると発表した。
トランス脂肪酸の添加使用を原則禁じる理由について、「食品として一般的に安全とは認められない」と指摘した。
                                    日本経済新聞より引用


トランス脂肪酸とは?
不飽和脂肪酸と呼ばれる脂質の一種で、主にマーガリンなどの製造時に植物油に水素を加える加工過程でできるものを指す。

長期に渡って過剰摂取すると、血液中の悪玉コレステロールを増やし、心臓疾患などのリスクを高め、善玉コレステロールを減らす作用があるとされている。





マーガリンは植物性だから、体に優しい。
そんなイメージを持っていませんか?
かくゆう私も、栄養士の学校に通う頃は、普通に食パンにはマーガリンを塗っていましたし、『体に悪いもの』なんて認識は恥ずかしながらありませんでした。ガーン

しかし、米国ではFDAは06年に既に食品への含有量表示を義務づけ、13年にトランス脂肪酸の使用を段階的に禁止する方針を表明しました。

03年から12年の間にトランス脂肪酸の消費量は78%減少したそうですが、今回の決定により「冠動脈疾患を減らし、致命的な心臓病を年に数千件減らせる」としています。


クッキーやケーキ、チョコレート、菓子パン、コーヒーフレッシュ

上記のような食品にも、トランス脂肪酸は大量に使用されています。

食品のパッケージの表記に、「マーガリン」や「ショートニング」、「加工油脂」や「ファットスプレッド」と書かれているのを目にした事はないでしょうか?



食の欧米化が加速する日本人の食事。
死因の上位には心臓疾患もあります。

日本の食品、外食各社はトランス脂肪酸の削減に取り組んでいるそうですが、日本国内でトランス脂肪酸の使用に関する規制はなく、含有量の表示義務などもありません。

自分の体は食べたものでしかできない!!

働き盛りのお父さん、これから大人になっていく子供達、それを支えるお母さん。

たまには心の休養に、食べたくなる時だってありますニコニコ

でも、頻度は?毎日食べたい!食べなきゃイライラしちゃう!毎日おやつに食べてるよ!そのような場合は注意が必要です!!

家族の健康のため、笑顔のため、自分の体のため。

特に毎日の食事に偏りのある場合は見直して、自分達で自分の体を守る食選力を身につけることが大切だと思いますニコニコ