side おーちゃん








?!
絶句…ていうの?
ホント
言葉が出ないし、
どお考えたらいい?
って、
真っ白んなった。






『そういうことだから。
けど、言う必要ないからね。
メンバーには、さ』



もう帰れ、とばかりの
社長の態度。






なぜ…
なぜ、そんなグループが
壊れそうなことを?

「…どおして…?」
「壊れるでしょ…?」
「なぜ…?」







『アイドルだからね、ユー達は』

『ボーイグループはね、
恋を夢見るファン達のためのものだから。
BLっぽいのも売りになるの。
禁断の恋って雰囲気も
胸キュンな訳。』

『何より自分以外の女子に独占されない、
安心感とBLのドキドキ感両方を得られる』

『だからね。
仮、ならいいの。
ホントは駄目だよ〜。
まさかね〜、
ユーが受け入れるなんて計算違いだよ』



その終わりの言葉ん時の社長。
目が憎しみこもってた。

真剣とかじゃない。
憎しみ
だったよ。