次の予定が入ると彼女は
仕事も家事育児も頑張れそう!
と言った。
それは気づけば
俺も感じていた。
すっかり忘れていた感覚だった。
恋人と会うのって
何処へ行くとか
何を食べるとか
そんな内容より
ただ会えるだけで嬉しい、楽しい
こんな感情が懐かしい
当日は職場から
少し離れた公園の駐車場で待ち合わせ
LINE通話をしながら
自分の車に移動する
食事は
彼女の地元の知り合い、職場の人を警戒し
テイクアウトにした。
食の好みも全く合わない笑
マックが好きと彼女は言う。
マックはもちろん好きだが、
ケンタッキーが1番好きと伝えると
私も好き
と
合わせてくれたような返事が帰ってくる
ちなみに何を食べるのか聞くと
クルクルしてるやつ!
…ツイスターかな?
てかほんとに好きなのか?笑
と思ったが聞くのをやめておいた
俺はビスケットが1番好きで絶対に頼むと
話すと
彼女はすごく興奮して
私も!ビスケットが1番好きと
はしゃぐ
#やっと好きなものが合ったね笑
良かった!決まりですね!
と話がまとまった
サクッと買い、湖の畔に車を停めて
食べ始めた
セットをお互い食べ終わり
#よし!ビスケット食うぞ!
と俺はテンション高く、話しかける
#あー…どうしよ。おなかいっぱいかも…
…焼肉の時のサラダを1人で平らげた思い出がフラッシュバックする。
嘘だろこいつ…
呆れながらもツッコミながらも
笑ってしまう
うちの嫁さんは絶対そんなことはしない
頼んだ分は必ず食べるし
無駄な注文はしない
#もう、いいよ笑お腹すいたら食べよ?
無理だったら帰り道食べて帰るわ笑笑
彼女との食事はとても楽しい
しばらくして、後部座席に行こうと提案する
距離が遠くて
近づきたかった
後ろに移動する際に
紙袋を渡される
#チョコレート作ってきましたよ
今日は13日
もしかしたら買ってくれてるかもと
うっすら期待はしてしまっていた
しかし、浮気相手程度に用意しないかな
とも思って期待しないようにしていた
#ええ!!まじで?
待って!すごく嬉しい!
これ開けていい?
#だめです!!私のいないとこで開けてくださいね!私の料理っておままごとレベルなんで恥ずかしいから…
#え!?作ってくれたの!?
え、、旦那さんには?
#そうなんですよ…旦那居たので、作った切れ端をあげました笑
自分だけ貰ったと思って喜んでましたけど。
一瞬
女って怖…と思った
だけど、すぐに手作りをしてくれたこと
旦那さんへの罪悪感とそれを上回る優越感
単純な自分は舞い上がっていた。
#いや、ほんとに嬉しい!
少しづつ食べるね!楽しみだなぁ
#本命ですよっ!
お家には持って帰っちゃダメですよー笑
そりゃ持って帰れるわけないだろ…
単純な俺は彼女が愛おしくて堪らなくなって
抱きしめる
顔を覗き込んで目が合ったら
キスをしていた
#まじでかわいいんだけど。
ホテル連れてっていい?笑
#えっと、まだダメです。だって今までの彼氏ともこんなに早くしてない…ですし。
#早いかな?
可愛がりたいだけだから、しなくても大丈夫だけど?笑
#絶対うそだ!笑
なにもしない?
#するなって言われればしないよ!笑
我慢勝負しようぜ!笑
#絶対ムリじゃん…笑
じゃあ○日会う日にホテルであおう。
○日は旦那さんが夜勤で不在の日
食事しながら、次会える日を話していた
#ほんとに!?ホテルで会ってくれるの?
逆に緊張するわ笑
嬉しいし、楽しみだけど
#…少し怖いけどね。
#え?なんで?
#やってポイって捨てられそうで
#ねぇ…そんな風には絶対ならないよ。結構大事にしてきたつもりだけど。伝わってない?
ヤリ捨てするならこんなに時間も労力も使わないよ。
もう一度強く抱きしめる
そして、次に会う日と会う場所が決まってしまった。
それはもう引き返せないし、
既婚者として絶対に許されない関係になってしまうということ。
でも恋愛感情がピークであるこの状態で夜に泊まりで会えるお互いの状況
全てがダメな方へ上手く転がっていく。
自分達2人だけにとってはどんどん深みにハマっていく状況だった
この時から彼女は本気なんだと理解し始めていた