ボクのデビュー作であるNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」にて、古波蔵恵達の少年時代で出演させて頂いたとき、田中好子さんと共演させて頂きました。









もちろんボクには実の母がいますが、田中好子もボクの「お母さん」でした。



キャンディーズ時代、日本中を虜にしたスーパーアイドルの息子役を演じれたことはボクの自慢であり誇りです。





ちゅらさんで共演させて頂いたあのときすでにガンと闘っていたなんて、田中好子さんの姿からはまったく想像できなかった。




堺正章さんがおっしゃっていたように、撮影中に笑顔を絶やすことなく、まるで少女のような印象を与える素敵な女性でした。









震災を経て、日本が復興していく過程で田中好子さんの、その場にいるだけで笑顔が伝播していくような力を持つ人が必要とされるのに、あまりにも突然すぎる別れで、正直今は実感が湧きません。










御冥福を心からお祈り申し上げます。