今夜はこんな気分だ



これは、高校生の頃だったかな・・・・・今は亡き兄がポールが好きで 聞かせてくれた

俺は絶対に許さない

兄を裏切り、父を蔑ろにし、母を苦しめる奴ら・・・・・笑う相続人を

本気で闘ってやる

こんな事がまかり通るのなら人間やめたくなる。

でも、人間好きだから

勝つ。

壱岐郷ノ浦を出港したのは、午前10:30 曇り空、風速10~12m うねり有り


皆、ハイテンションのまま、折角だから、島の反対側一周して帰ろうということになった。


今思えば、この時、誰かが冷静な判断をしていれば・・・・。



  この地図見ただけで、壱岐一周するという事は・・・・。

帰り航行のおよそ1/3の距離に相当するという事で・・・・・・・。

意外とでかいんだよね、これが・・・・。


脳天気な5人組は、猿岩を海上から見物し、盛り上がり、さあそろそろ本格的に帰ろうか・・・と時計を見て愕然!


すでに、午後2時、風速は増し15m うねりも増し3m ・・・・・。しかも目指す福岡西マリーナは完全風上位置にある。

アマチュアヨットマンにとって、航行にはギリギリの気象条件だ。

帆走していたのでは、もはや日が暮れるのは明らか・・・・。


エンジンを駆け、機帆走に切り替え、出来るだけ風上へと船首を向け、最短距離を目指す。



まだ、比較的安定状態の時の写真、それでも波頭がデッキを洗う。


その後は、写真など撮っている余裕がない。


15mの突風で、ヨットは40度に傾き、海面に白波を立てる。大きなうねりで梶は取られそうになり木の葉のようにローリングする。

絶え間なく、潮のスプレーが身体に浴びせかけられ、体温を奪ってゆく。

もちろん、完全防備の寒さ対策はしているが、手と顔の露出部分は如何ともしがたい。

この季節の風を温かいと感じる。そこまで表皮体温は冷え切っている。

寒いが、キャビンの中に入れば、即ダウンする。 視界も悪いので全員がデッキ上での目視を行わねばならぬ。


とにかく、暗くなる前に、博多湾手前の暗礁を抜けなければ・・・・。

魚探ナビは装着しているが、夜間航行はかなりのリスクが伴う。避けたいところなのだが・・・。


思いも空しく、糸島半島手前で日没。寒さも厳しくなり、全員顔は強張るばかり・・・。


とにかく、魚探ナビと闇の中に目を凝らしながら、慎重に進む。

オンザロック(暗礁に乗り上げる事)したら、どうにもならなくなる


闇の航行およそ2時間。ようやく能古島をかわして、博多湾に入った。皆の顔に笑顔が戻った


 

深くて暗い空と海の狭間に煌く灯りの、なんと饒舌で温かい事か!

この景色を見て、こんなにホッとしたのは初めてだった。


・・・・・・・・・・・


ここまで来ると、また脳天気な5人は、完全復調して・・・・。


結構、やれるな俺たちは! 今度は対馬経由で五島まで行こうぜ!


来年のアリランレース(日韓横断レース)に出ようぜ!


ハウステンボス盃に出ようぜ!・・・・・・・・・・・


と気勢を上げるのであった(=⌒▽⌒=)


およそ9時間の、厳しくも、楽しく、辛い 航海でした。


・・・・・・・・・・完。


壱岐に入港し、ポンツーにヨットを付け、海上保安警備員からさんざん尋問された後、ようやく島の土を踏む事が出来た。


宿は、4人組の1人が、およそ10年ほど前に泊った事があるという旅館。

その時点で、充分おじいちゃん・おばあちゃん だったそうで・・・・だいじょうぶかなぁ≧(´▽`)≦


とりあえず、電話で、「早めに着いたので、そちらに歩いてゆきます」と連絡し、全員潮まみれの顔で歩いていたら

軽のワンボックスが寄ってきて・・・・

「よう ご無事で来てくださった、乗んなさい、乗んなさい」・・・・と、おじいちゃん

5人を荷台にまで詰め込んで、エンジン悲鳴あげながら、旅館に到着^^


おばあちゃんが出てきて^^「まあまあ、こんな日に、よくぞご無事で・・・。」・・・・・・・・やっぱり俺たち変なのかも?


それにしても、おじいちゃん・おばあちゃん しゃん としていて・・・たぶん70代後半か、もしかして80代かもしれないのに!肌の色艶もいい^^・・・・・残念ながら、とても恥ずかしがって、カメラを向けたら両手広げてダメダメ^^


旅館設備は、まずまず、夕食の刺身はもちろん、鮑の酢の物、特にあらの煮付けは絶品でした^^

(これも、あまりの美味しさに、たいらげてしまってから、写真撮ってないのに気づく始末・・・すみません(・∀・)


なによりも、温かい心配りが嬉しかった。


その後、ゲストの彼も大復活し^^宴会は大盛り上がり・・・しかし私は前日の半徹夜仕事がたたって、21時に、ご就寝。


翌朝^^というわけで、ひとり6時からスッキリとお目覚めで・・・・散歩に出かけた。


残念ながら、本日も曇天で、朝日は拝めないが、島の朝は早い、釣り人がいるからだろう。

ひとまわり廻った頃に、商店街のシャッターが上がりだした!7時だよ!早い!


商店街の先に神社が・・・。




う~ん 写真アップにしていいものかどうか・・・。


生まれ、生き、そして土への回帰。永却の輪廻の中で

人間はなお、生への執着から性に祈る


壱岐に上陸した男は、男○を女神に見せないと怪我をするそうだ・・・。

朝早く、まだ周りに人影も無いので、とりあえず本堂に上がって、実行してきた(^^;・・・怪我したくないもん^^


こんなのもありました。




朝から、貴重な体験してきまして^^帰り道


旅館の横には、コーヒー喫茶もあり^^毎朝飲まないと、目が覚めない体質なので。



茶髪の女神がおいしいコーヒー入れてくれました。


本当に、水が美味しいからだろうか、コーヒー美味かった^^


旅館に戻っての、朝食もまた、素朴だが新鮮な素材で、大満足^^朝から、おかわりでした

皆で、おじいちゃん・おばあちゃん お礼を言って、おみやげ買い込んで


帰路、航海に出発です。


・・・・・・・・・・・・航海後半に続く