Area51のブログ -- 酒とJAZZの日々
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初恋の人から来た手紙

たっくん、ひさしぶり。
もうミニスカートを見ると「けしからん」と言うクセは治りましたか?毎日のように怒っていたたっくんをなつかしく思います。

たっくんに私が「何かドキドキしないのよね。最初からだけど」と冷たく言ってお別れすることになったあの日から、もう30年が経ったのですね。月日が流れるのは早いものです。

お手紙を書いたのは、とくに用事があるわけではないんです。ただふと思い出して懐かしかったので、思いつくままに手紙に書こうと思いました。ふふ。驚いたかな?

思い返してみると、あのころはたっくんはとても優しくて、大人びていたなぁと思います。私は素直になれなかったから、平気で「たっくんはどうせ胸さえ大きければいいんだよね!」なんて責めるようなことを言ったけど、たっくんは「そんなことはないよ。カラダ全体が大事だよ」って優しく諭してくれたのを覚えています。少しヒドイと思ったけれど今でも心に響いています。

そうそう、私はともかくたっくんにとっては初恋の相手が私だったんですよね。なんだか最初のころからやけに私に馴れ馴れしくて、やたらと私の体を触っていましたね。絶対将来タイホされるって思ったけど、まだ警察沙汰にはなっていませんか?

私たちが付き合い始めたころ、たっくんは「こんな気持ちになることはもう一生ない。ずっと一緒にいてくれ」と言ってくれましたよね。「それはちょっと・・・」と思ったりもしましたが、嬉しかったです。そういう口だけなところもたっくんらしかったですね。

恋愛を総合的に考えれば、私はたっくんと付き合えてよかったなぁと思います。当時は少し恥ずかしかったし疲れたけれど、私が男性のように強くなれたのも、たっくんがどこか頼りなかったおかげだと思っています。

いろいろ書きましたが、私はたっくんのことがそれでも好きでした。これからもたっくんらしくいられるよう、そしてたまにはスーパー以外で洋服を買って(笑)、幸せをふりまいてください。

またいつか会いましょう。では。

P.S. よく「おれは爪の白い部分が広い!」って見せ付けてきましたよね。どうでもいいけど…。






ちなみに警察沙汰にはなっていません。
爪の白い部分が広いのはほんとうです (^^;

Blossom Dearie

akikoさんのブログで Blossom Dearieの訃報を知りました。
僕もちょうどこの週末に Once Upon A Summertimeを聴いていたところでした。
一番初めの曲、Tea For Two、名曲ですね・・・。
そういえば、このアルバムjにも入っているGershwinの名曲、Love Is Here To Stayは
akikoさんが girl talkでカバーしています。
Once Upon A Timeが吹き込まれたのは、1958年9月。今から50年前。
Blossomが32歳の時なんですね。
Area51のブログ-Blossom Dearie
ご冥福を祈ります。