「なぜ」しか言えない。
このごろ、連続してるような気がする。
芸能界で名が通った若い人たちの自殺。
（私には４０歳はまだ若い。
だって自分の子どもより年下なんだもの）
産後鬱が取りざたされているけれど、
産後鬱って、近年じゃ結構重要視されて
産婦人科でも保健所でもアフターフォローが
ひところよりは充実したんじゃなかったの？
竹内結子さんを初めて観たのは映画『黄泉がえり』。
うぶ毛がまぶしいとても可愛らしい方で、
やわらかそうな肌の質感が印象に残ってる。
結子さんは
最初のお子さんから年が開いて、
また一からの育児で焦ったのかな。
「こんなはずじゃない」って。
仕事しながら
育児しながら
思春期に入った子にも気を配り。
「こんな自分が許せない」と思い始めたら
それは危険の始まり。
妊娠した女、出産した女が辛いのは、
同じ状況にある女友達らも
自分と自分の周りのことで精いっぱいで、
互いに遠慮しているうちに
孤立感を深めてしまうこと。
睡眠不足とホルモンバランスの崩れで、
妊娠前より
注意力や記憶力、新しいことへの理解力が落ちるのを
「バカになってしまった」と思い込んでしまうこと。
おうちの中のことはわからない。
その人の心の中もわからない。
けど、
どうして
なぜ
早まったのか。
残念でならない。
新生児がいて
コロナ禍で
撮影現場に向かうような仕事を
引き受けにくい事情はあっただろう。
ドラマや映画の関係者もひょっとしたら気を遣って
仕事の声をかけにくくなってたのかもしれない。
ひとつじゃないよね、理由なんて。
あの世にいる志村けんさん。
志村けんさんは、
竹内結子さんが
中村獅童さん（最初のお連れ合い）と結婚すると聞いて
ヤケ酒くらったんだっけ。
「チクショー、俺の結子をかっ攫いやがって」って。
志村けんさんが
あとから来た結子さんに怒ってくれたらいいな。
「なんでおまえがここにいんだよ
早いよ、このバカ」って。
そしてそのあと、
「しゃあないからここで俺と結婚しようか
」って
結子さんを笑わせてくれたらいいな。
ほんと、そう願う。