何度考えたことか。
何度夢に見たことか。
何度願ったことか。

そんなもん覚えちゃいない
ワシなんかの手にはきっと届かない。
もし、仮に、届いたとしても
手から零れ落ちる。


それが幸せってやつなんだと思う。



でもさ
それで誰かが幸せになれるんなら
そんでいいや。



ワシの小さな夢は
誰かの記憶の奥の奥の片隅にでも残る事。
そぉいやあんな奴いたなぁ
えーっと誰だっけ??
くらいがちょうどいいな。