クルマと遊びと喰うマガジン -17ページ目

クルマと遊びと喰うマガジン

説明不要。不定期連載。四苦夜露。

元々電車嫌いで通っていた私。高校に通うのも、近い場所に出掛けるにも絶対、電車を避けた。所帯を持って住む場所を決めたのも、なるたけ電車に乗らずに済むトコロだからという理由もあっての事だった。
そんな私に転機が訪れたのは、7~8年前のこと。田舎の法事に出掛けた時に電車に乗ることが決まったのだ。
その理由に、休みがその日だけしか取れなかったこと、田舎が秋田だということ、だ。
そんなテンションの上がらない状態のわたしの前に現れたのは…
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寝台特急あけぼの号だった。
何より、普通に行くのが嫌なへそ曲がりの私にとって力強い存在となつた。さらに、私のその当時の状態下に対してもピタリとはまる電車だったのだ。一日一本しか出ないこの列車は、私の勤務先から近い上野発で、出発時間も、
下り上野21:15発→青森9:55着
は、前日直接向かうには丁度いい時間で、うちの家内と上野駅で待ち合わせした。しかも、ハードだったのは、その法事の休みは一日しか休めなかった関係で、その日のうちにまた列車に乗ったことだ。上り青森18:22発→上野6:58着。そうして、上野に着いた私はそのまま会社に向かったのだった。いやあ、今考えても、この強行スケジュールはもう御免です。
ただ、思ったことは非常に寝台車が快適であったこと。カプセルホテルのような個室があり、ベッドに座りながら窓ガラス越しに見る日本海の荒波が何とも優雅な時間を提供してくれたのであった。…つづく
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