四国道中膝栗毛(д`;) -3ページ目

四国道中膝栗毛(д`;)

2012年7月1日〜8月10日までの歩き遍路4巡目の記録です。
思ったことや感じたことなどを書いています。
歩きお遍路に興味のある方、読んでみて下さいね♪


今日は39番延光寺への大移動で歩きまくりました。
これまでにないぐらい脚がとても痛いです。
なので今日はもう寝ます。



いよいよ今日は足摺岬です!
そして38番金剛福寺です。

天気予報では雨だったので
『雨降らないでください。晴れてください』

と願いながら歩きました。

そしたら歩くにつれ
天気は回復してきて

足摺岬に着いた時には
少し陽射しもありました。


これはもう僕の願いだけではなく

足摺岬を楽しみにしていた
いろんな人たちの願いに

お大師様が答えてくれたのだと思いました。
四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00488.jpg四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00489.jpg



素直にそう思えるのが
お四国遍路の良いところだと思いました。

普段でも同じ経験をする事はあるけど

その場合にも
『自分の努力の結果でこうなった!』とは思わずに

見守ってくれている祖先や
親の思いなどがそうしてくれたのだと

思える様になりたいと思いました。

なかなか難しいんだけど。
(^^;)



足摺岬を観光し
38番金剛福寺を打った後は

多くの人は打ち戻りして
昨日と同じ宿に連泊し

楽なルートで次のお寺に向かうんだけど

僕はその考えが
死ぬほど嫌だったので

毎回打ち戻りはせず
真っ直ぐ進んで山越えをしています。


山越えと言っても舗装された道で
ゆるく登ってゆくし

景色も綺麗で
風も心地好く吹いてるので

マイペースで登るには
お勧めの山越えです(゚∀゚)ノ


その手前に『民宿大平』という

おじさんと女将さんがとても優しくて

手料理の美味しい宿があるのでそこもかなりお勧めです!


金剛福寺からその宿に向かう途中
『鵜の岬』という絶景スポットがあり

足摺岬を超えるスポットとして有名です!

展望台もあるので
そこまで行くと
渦を巻く海流が見れます。

道路からの景色もこんな感じです。
四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00487.jpg

今日は何だか宣伝じみた感じになったけど

歩きお遍路をするなら
とことん苦労して、とことん良い景色を見て、

生涯忘れる事の出来ない思い出を作って

それが普段の生活に戻ったときの苦しみに効く

一粒のビタミンになってもらえればなと思ったから。

ごめん。熱くなってしまいました。


明日は40㎞超え。頑張ります!



今朝は6時に出発し
37㎞先の馴染みの宿を目指しましたが

今はもう営業はしていない事を知り、とてもショックでした。(д`゚)


なので違う宿に予約し
あとは降ったり止んだりの
雨の中をただ歩きました。


途中、逆打ちの若い歩きお遍路さんに道を聞かれ

お互い久しぶりにお遍路さんに会ったという事もあり

話が盛り上がって
30分も立ち話をしてしまいました。

いやホント、久しぶりに心の底から大笑いしたりで
とても楽しかったです。


その後は宿に着き
目の前に大きくて広い大岐海岸があったので行ってみました。
四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00449.jpg

ここはサーファーに人気の海岸らしく

大きな白波がいくつも起きていました。

そこでしばらく砂浜に体育座りをして、サーファーたちを眺めて過ごしました。
四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00451.jpg四国道中膝栗毛(´д`)-DVC00450.jpg

上手な人、下手な人がいて
ずっと見ていても飽きませんでした。


宿のお風呂からも海岸全体を眺める事ができて

とてもリッチな気分になれました。


そして明日はいよいよ足摺岬です!

天気はイマイチらしいけど
晴れたらたらいいな!!



朝、起きて髭を剃り
さっぱりとした気持ちで

楽しみにしていた
『朝のおつとめ』に参加しました。

本職のお坊さんの読経は
ホントに素晴らしくて

声の高揚や、息継ぎとか
凛とした空気なのに心が落ち着く
とても良い時間を過ごせました。


でも、般若心経を
お坊さんと同じテンポで
三度繰り返し読経した時には

血湧き肉躍る感じがしました。



その後は宿坊を出て
ただひたすら国道を歩き

最大移動距離を誇る
38番金剛福寺を目指しました。


途中、熊井隧道という
お遍路さんが最も恐れる

古いレンガ造りで電灯が一つもなく
天井から水の滴る暗闇の隧道があり


そこだけは初めて通った時に怖い思いをしたので、
絶対に一人では通りたくなくて

遠回りだったけど国道に迂回しました。


黒潮町に入り、佐賀公園という
海に面した大きな公園があり

そこで初めて太平洋らしい海を見る事ができました。
四国道中膝栗毛(´д`)-120718_135751.jpg


展望台もあり、
そこからの眺めも見たかったけど

カップルがいて邪魔をしてはいけないと思い諦めました。

リベンジは足摺岬でしたいと思います。


それからは度々
にわか雨に降られ

雨宿りをしながら

熱いアスファルトから上がる水蒸気の中を汗だくで歩き

今夜の宿に到着しました。

今夜は久しぶりに肉料理が少しあって
あまりの嬉しさにビールを3本も呑んじゃいました。


明日はこれまた大移動なので、頑張りマス!


今日も朝から蒸し暑かったけど
曇り空が多かったおかげで
直射日光をあまり浴びずにすみました。


両親や友達が熱中症を心配して手紙などをくれますが

ポカリなどを一日に軽く6本は飲んでいるし

熱中症対策のキャンデーも舐めてるので大丈夫だと思います。

たぶんね(;´д゚)



今日は少し早い時間に宿を出発し

森の緑と清流が魅力の遍路道と国道を歩き

午後2時過ぎに37番岩本寺に着きました。


ここのお寺の本堂の天井には
たくさんの絵が描かれていて

なんと合計で575枚もあり
その一枚一枚に
描いた人の思いや願いが込められているとの事です。
四国道中膝栗毛(´д`)-120717_144704.jpg
四国道中膝栗毛(´д`)-120717_144812.jpg
四国道中膝栗毛(´д`)-120717_144953.jpg


今夜はここの宿坊に泊まりますが

宿泊客は僕ひとりだけです。

宿坊にひとりって
とても寂しすぎます。

出来るだけ夜中にトイレに行かないですむようにしたいと思います。



でも明日は楽しみにしている
朝のおつとめがあるので楽しみです!





今日は37番岩本寺への移動で
宿を目指すだけだったのでゆっくりと出発しました。


青龍寺からの打ち戻りで
涼しい海風を期待しながら
海岸通りを歩いたけど

風はため息ほども吹かなくて
蝉の大合唱に煽られるように
汗が滝のように全身から流れて止まりませんでした。


汗がアスファルトに落ちた瞬間
蒸発したのを見た時にはゾッとしました。


たまらず途中のYショップで
買ったアイスキャンデーがとても美味しかったです。


須崎市に入りしばらく歩くと
『道の駅かわうその里すさき』
があり、たい焼きとコーラで腹ごしらえをしました。


この道の駅は
2008年に2周目を歩いた時に

同じ歩きお遍路の沖縄のお姉さんと、
北海道の犬連れのおばさんに初めて会った場所でした。

北海道のおばさんとは
3周目の時に足摺岬に向かう途中で偶然再会しましたが

その後はそれっきりで
お札を交換しとけばよかったなーと今でも後悔しています。

そうすればもっといろいろと
お遍路の事を教えてもらえたかもしれません。


道の駅で1時間近く休憩したのち
四国道中膝栗毛(´д`)-120716_151919_ed.jpg峠をひとつ越えて今夜の宿に着きました。


明日は天気が少し心配ですが
37番岩本寺を目指して頑張ります!




午前中は雨でしたが
嫌な感じの降り方ではなかったので歩きやすかったです。

なので31番竹林寺から33番雪蹊寺まで行けました。


竹林寺に向かう途中に植物公園があって、
そこに一輪の綺麗な蓮の花が咲いていました。
四国道中膝栗毛(´д`)-120714_084344.jpg見るほどに美しいグラデーションで、
自然が作り出す芸術に驚かされ、癒されました。



32番禅師峰寺に向かう峠道では

カップル?夫婦?の野宿のお遍路さんと出会いました。

二人とも45㍑ぐらいの大きなリュックを背負い
すごく息が合った歩幅で歩いていました。

『お気をつけて。頑張ってください。』

と挨拶を交わし、
峠道を下ってゆく二人を見ていたら、自然と微笑んでいました。



33番雪蹊寺に向かう途中
道標を見落としていたらしく

通りすがりの高級車に乗った
怖そうなお兄さんがクラクションを鳴らして
『そっちやない!こっち!』
と教えてくれました。
怖かったけど、感謝感謝です。


桂浜に坂本竜馬像を見に行く予定は
午後からの蒸し暑さに負け、諦めました。


でも雪蹊寺をお参りした際

このお寺が
戦国武将の長曽我部元親 一族の菩提寺だった事を知り
歴史が好きなので興奮しました!
四国道中膝栗毛(´д`)-120714_151644.jpg四国道中膝栗毛(´д`)-120714_151602.jpgさらに元親の息子
長曽我部信親のお墓があったので

手を合わせて目を閉じていたら、感極まって涙ぐんでしまいました。


坂本竜馬を見に行けなかっただけに、この事はホントに嬉しかったです。


何度もお遍路をしていて
知らなかったのは恥ずかしい事だけど

だからこそ
これがお大師様からのサプライズだったのでは?と思えました。


宿も雪蹊寺の目の前にある『高知屋』さんで、

鰹のたたきがすごく美味しくて
女将さんがいろんな話をしてくれてとても楽しかったです。

今日はホントに良い一日でした!





今日はただ淡々と札所を巡っていました。
四国道中膝栗毛(´д`)-120713_085202.jpg
別に急いでいて余裕がなかった訳でもなく

自分の中の『鬼』の部分に振り回されていて

それに葛藤していたからだと思いました。


それは大事な事だけど
もっと楽しまなければな!
と思いました。



そう思ったのは
少し前、室戸岬に向かう途中
リヤカーを押しながら逆打ちをしていたお遍路さんに

『これから修行の土佐だけど、修行をしちゃいけない。楽しみなさい。』

と言われた事を思い出したからです。

人それぞれに深い意味がある言葉だと思うけど


過去に八十八ヶ所を巡礼した時には

それが無意識に出来ていたような気がします。



だから
明日からは少しリラックスして歩こうかなと思います。





昨夜は大雨の音が凄くて、
夜中に何度も目が覚めては寝付けなくて
かなりの睡眠不足でした。


状況は朝になっても変わらなくて
雨足が弱まった頃を見計らって宿を出発しました。


しばらく歩いていると
まるで滝に打たれているかのような豪雨が襲ってきました。


降り方を観察してみると
道路で激しく跳ね上がった雨粒に
降ってきた雨粒が重なっているような感じでした。


さすがのゴアテックスのシューズも機能を発揮する間もなく
5分ももたずに浸水してしまいした。


シューズの中がちゃぷんちゃぷんで気持ち悪かったけど、気にせず歩きました。

すると突然一匹の犬がやって来て
僕の横をずっと並んでついて来ました。

すぐいなくなるだろと思っていたけど、
思いの外ずっとついて来て、

気付けば6、7㎞ぐらいは
あの雨の中、一緒に歩いてしまいました。


途中、何度も道路に飛び出しては車に迷惑をかけていて、

その度に僕が何故か謝っていて疲れてしまいました。


それを感じたのか、
突然雨で煙る道路を
真っ直ぐ猛ダッシュしてゆき
姿が見えなくなってしまいました。


それを望んでいたとはいえ
犬にも逃げて行かれました。



その後は何度か休憩を繰り返し
その度に濡れた靴下を絞っては履いていました。


午後からは雨も止み
歩きやすくなったけど

体力的に限界が近かったので、
28番札所の4㎞手前の宿に素泊まりでチェックインしました。

今日久しぶりに足に1ヶ所
新しいマメが出来たけど、
それに凹まずに明日も頑張ります!