母校は自慢できるほどの進学高ではなく、言ってもスポーツが盛んな位で、いたって普通の学校でした。
けど、いるんですよ…
不登校な生徒が…不登校なわりに、金髪ピアスと典型的な不良です!笑
最初は担任の先生同伴のもと、何回かその子の自宅へ訪問し、家庭での状況などを聞き、学校へ来るよう呼びかけるために通いました。
想像できる通り、来るわけがない。
遅れましたが、相手は思春期の高校生、難しい年頃です。
暴言当たり前…
タバコ?当たり前です…
教師がいてもおかまいなし。
何回か通ったある日、やっと話してくれるようになり彼の部屋で僕と彼の2人きりで話した。(ここだけの話し、2人はタバコを吸いながら)ダメなのわかってます(・・;)
彼は僕の顔を見つめこう切り出した。
「何のために人は生きてるの?」
不良のわりにお前は、哲学者か⁉︎笑
心中そう思いました。
けど、まともに応えられない自分がいたのも確か…
ある意味衝撃でした。
僕は彼には正直に対応しようと思いこう応えました。
「わからない。けど、わからないからこそ、なんのために人は生きてるのかの答えを見つけるために生きてるのかも…」
俺も哲学者かっ⁉︎笑
心中そう思った。
彼はその日を境に、学校へ来るようになり、僕が大学を卒業しあれから6年…
当時17歳だった彼は今23歳、彼は今年の春から新米教師だそうだ。
非常勤講師として、採用試験を頑張ってるとの便りが届いた。
彼は少しづつ答えを見つけているのかもしれない。
はたまた、まだ見つけようともがいてるのかもしれない。
けど、なんにせよお天道様の下堂々と生きてるに違いない。
今度会ったら酒でも飲みたいものだ。
俺が彼に教わった気がする。
何なのかを説明しろと言われても難しい何かを…