お医者さんから
厳しい現状を告げられて

死を前にして


それなのに
一度も涙を流してない

泣いてない

ひとりの時も
他の人といる時も

看護師さん達と笑って話してる

先生に大丈夫と告げている

普段と変わらないわたしがいる

ニコニコ笑って
大丈夫と答えてるわたし

強いんじゃない
平気なんじゃない

泣けるほど心を緩められてない

どんな時も泣かないで歯を食いしばって
我慢するのが癖だから

無意識に癖が出てる

周りから心配されたり、同情されたりするのが嫌

かわいそうと言われたら
死ぬほど悔しい

だから
かわいそうな人には絶対なりたくない

そんな強がりが
心にあるから

心が解けない
緩まない

諦めないで
笑顔で
前向きに

そんな姿を見せてるくせに

それを人から言われたら
嫌で嫌でしょうがなかった

そのまま悲しんでもいいでしょ
泣いてもいいでしょ
時には、諦めてもいいでしょ
って、心が叫んでた

無理してるわたしに心が反発してたんだよね

強いんじゃない
強いふりしてるだけ