今使っているアコギはB.C RICHのRW-7である。
知り合いの元カメラマンのチャーリー(いつもそう呼んでた。2年前に他界)が持っててしばらく借りて使ってたものと同型。チャーリーは某大物アーティストの専属カメラマンをやってたりして色々ギター持ってて、その中にB.C RICHがあった。よく鳴るし弾きやすいし。サイドとバックがハカランダ、ネックはおそらくマホガニー、ネックを握っただけでこれは鳴ると感じれる数少ないギターである。素性を聞くとB.C RICHの社長のリコが80年頃に日本でアコギを商業ベースに乗せようとアメリカから材を持ち込み日本国内で生産し始めたものの権利の関係でB.C RICHの名前が使えずB.C RICOブランドとして売り出した。チャーリーはカタログ用の写真を撮り社長からギャラ代わりにRW-7を貰ったそうだ。その後は軌道に乗らずリコ社長も亡くなってしまったのでたいした本数も作られていないようだ。正確な数はわからないが希少であることは間違いない。