雨で乗れないので、メンテナンス編( ´ ▽ ` )ノ

SPD-SLペダルをオーバーホールしてみます。

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今回のドナーは、初登場の通勤快速(?)RITEWAY SHEPHERD-CITYさんです(・ω・)ノ

片道10km程度なんですが、少しでもペダリングの練習になれば…と、ビンディングにしてあります。




んでは、外していきます。

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外したペダルと専用工具です。
※105以上のグレードの場合は専用工具はいらないようです。

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300mmモンキーで専用工具を固定して、ペダルを回す感じで外します。
(右ペダルは逆ネジ、左ペダルは正ネジ)

ちなみに、初回はロックタイトでガチガチなので…死ぬほど硬いです…下の写真のように専用工具が変形しても迷わずに回しきる勇気と覚悟がいりますよ((((;゚Д゚)))))))

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スピンドルが抜けました。

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次に7mmと10mmのスパナで、玉押しとロックナットを外します。
(右ペダルは逆ネジ、左ペダルは正ネジ)

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ベアリングが12個入ってます。
ここの下の筒を抜くと、反対のベアリングが出てくるので、注意して下さい。

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こんな感じ。

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スピンドルの根元に水切りパッキン(上段右)、樹脂製ロックブッシュの先に玉受け(下段右)
写真忘れたんですが、スピンドル先端の凸部も外れます(^_^;)



パッと展開図を見ただけですが…
<105>
ペダルカーボン、ロックブッシュが金属
<ULTEGRA>
スピンドルが硬い金属(SUS?)
って感じで、アップグレードしていくようです(・ω・)ノ
ULTEGRAと105では、体感するほどの違いはなさそうな気がします。
(DURAACEは構造から違う)



さて、あとは逆の順番で組み立てるだけなので、省略しまして、玉押し調整にイキます。

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正解は色々とあるんでしょうが、スピンドルをクランクに付けて作業すると、両手がフリーに出来るからオススメです(・ω・)ノ

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普通に、ゴリゴリ感とガタガタ感が無くなる、中位点を見付けて、しっかり固定します。

こちらも、正解は色々とあるんでしょうが…

①手締めで玉押しをゴリゴリ感が出始めるポイントまで送る。

②ロックナットを玉押しに当たるまで送る。

③7mmスパナでロックナットを固定。10mmスパナで玉押しを緩める方向に回して固定。

この流れが、一番早いような気がします。


終わったら、スピンドルを外して、ペダルに組み付けます。

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もう、ひと工夫してみましょう( ´ ▽ ` )ノ

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電動ドリルにペダルをセット!!

ウィ〜〜〜〜〜ンってやって、慣らし運転終了( ̄^ ̄)ゞ


自転車にペダルを戻します。

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固定したら、上下左右に力を入れて、ガタの確認をして下さい。

もし、ガタがあるなら…
玉押し調整からやり直しです(>_<)


ちなみに、元々、ベアリング部にセラミックグリス…シール部にデュラグリス…で組んであったんですが…セラミックグリスの恩恵を感じられなかったので、今回は、全部ウレアグリスにしています( ^ω^ )