あれほどネタが書けない状態だったのに
友だちとイナズマトークしまくったら書きたくて書きたくて仕方がなくなって
1本出来上がっちゃた(笑)
たまには人に妄想をさらけ出さなきゃいけないんだなぁと実感でした
そして初めてアメブロに続きを読む仕様がないことを知ったσ(^_^;)
結構長い上に、豪炎寺×円堂です。
苦手な方はすっ飛ばしてくださいね(^-^)
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「サンキューな、豪炎寺」
ひとり早々に着替えを終え、ボールを手の上で転がして遊んでいた円堂が唐突に口を開く。
「どうしたんだ、いきなり」
ロッカーの扉を閉め、円堂と向き合う。
視線が合うと恥ずかしそうに笑いながら円堂が続けた。
「ほら、オレたちさもうすぐ卒業だろ?この部室ともさお別れなんだって思うと…いろいろ思い出しちゃって、さっ!」
座っていた机から飛び降り、くるりと部室を見渡す。
「伝説の雷門イレブンに憧れて雷門に入ったのに、サッカー部は潰れてて部室は物置状態。…このボールだって埃にまみれて真っ黒だったんだ」
腕に抱えたサッカーボールを大切そうに撫でる円堂の姿に思わず笑みがこぼれる。
「それを木野と二人で片付けたんだろ?」
何度も円堂の口から聞かされた話だった。
「そうそう。部室片付け終わっても、部員は集まらないし、練習場所はないし…実はさオレ、中学3年間サッカーできないで終わるんじゃないか、って考えるときもあったんだぜ?」
「円堂がそんなこと考えるなんて意外だな。ボールを蹴っていられれば幸せだとばかり思ってた」
豪炎寺の言葉に円堂はいじけた様に頬を膨らませる。
「そりゃあ、ボール蹴ってるだけでも幸せだけどさ、オレがやりたかったのはサッカーなんだ」
「ボール蹴りは一人でもできるがサッカーは11人集まらなければ出来ないもんな」
豪炎寺の言葉を聞いてて円堂の顔がぱっと明るくなる。
「だからさ、染岡たちが入ってくれて、壁山たち一年生も入って、風丸たちが入って、何とか11人揃ったときはすんげぇー嬉しかった!これでサッカーできるんだーって!けど…」
ずっとひとりで話し続ける勢いだった円堂が突然口を閉じた。
「けど?」
先を促すと、ひとつ深呼吸をしてから円堂は口を開いた。
「11人揃ってさ、動き出した雷門サッカー部だけど、オレの…オレのサッカーの始まりは豪炎寺と出会ったときだって思うんだ。豪炎寺が居なかったら、サッカー部もなくなってただろうし、今のオレもなかった…。だから、ありがとうって1回言っときたかったんだ」
恥ずかしさと照れとでぎこちない笑顔の円堂の頭をクシャクシャと力任せにかき回す。
「豪炎寺照れてる~」
茶化す円堂の頭をもっと力を込めてかき回す。
「お前もだろ?」
そんなやり取りが可笑しくてどちらかともなく笑い声がこぼれた。「あー、ずっと皆とサッカーしたかったな」
「けど、高校でのサッカーも楽しみなんだろ?」
図星をつかれて驚いた表情を浮かべた後、円堂はクスリと笑った。
「豪炎寺はオレのことお見通しだな。雷門の皆と離れるのは寂しいけどさ、強いチームと戦えると思うとすっげーワクワクする!」
「鬼道も帝国に戻るしな」
「そう!鬼道と戦えるのも楽しみ!強いチームと戦うためにも、頼むぞエースストライカー!」
自分に向けて突き出された拳に自分の拳をぶつけて答える。
「ああ。俺の背中はしっかり守ってくれよ」
「ああ、任せとけ!」
「はーい、そこまで!」
突然かけられた声に驚き、慌てて声のした方向へ視線を移す。
声の主の虎丸を中心にズラリと並んだ部員たち。
「…い、いつから…?」
円堂はそれだけ口にするので精一杯だった。
「部活の時間だって忘れちゃダメですよ、キャプテン!」
「時と場所は考えろ二人とも…。」
「ほんと、聞いててこっちが恥ずかしくなってきたぜ」
口々に告げられる言葉に、円堂の顔はどんどん赤くなっていった。
「あーあーっ!みっ、みんな、サッカーやろうぜ!」
この状況から早く抜け出したくて口から出た言葉だったが、あまりの素頓狂さに余計恥ずかしくなる。
そんな円堂に呆れたようなため息がちらほら聞こえた後、円堂に答える部員たちの声が狭い部室に響き渡った。
■あとがき■
ここまで読んでいただきありがとうございました。
当初はもっと短い話の予定だったのに…案外長くなりました…。
そもそもは「オレとサッカーの出会いは物置でじぃちゃんのサッカーボールを見つけた日だけど、オレのサッカーが始まったのは豪炎寺、おまえと出会ったときからなんだ」ってキャプテンに言わせたかったのが始まりでした。
結局何だか違う言い回しになっちゃったけど(^_^;)
アニメの円堂編が終わる前に何とか書けて一安心。
アニメで何されるかわからないから先に好き放題やりました(笑)
3年の2月くらいのイメージてす。本当は3年なんてとっくに引退してるんだろうけど時間を見つけては部活に参加してると思うんだ円堂たちは(笑)