掃除を終え、教室を出ようとするセーラだが
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190816/18/5-dice/ec/c3/j/o0174082314539033895.jpg?caw=800)
ラビニア
「待ちなさいよ。なによ、このお掃除の仕方は。」
「石版の粉がいっぱいじゃないの。」
セーラ
「でも、そこは今拭いたばかりよ。」
ラビニア
「じゃあ、来てごらんなさいよ。」
「これでも拭いたばかりだといえるの。」
「さあ、早く拭きなさいよ。」
ジェシー
「ねえ、この席、誰の席だったか覚えてる。」
ガードルード
「ほら、アンタの席だったじゃない、
代表生徒だった時の。」
ラビニア
「今は私の席。」
ジェシー
「アンタにかわって、代表生徒になったラビニアのね。」
ラビニア
「セーラ、これで私とアナタがどんなに差がついたか
良くわかったでしょう。」
授業の時間となりアメリア先生が入ってくる。
アメリア
「あの、皆さんと一緒にいたい気持ちは、わかりますけどね。」
「あなたは教室に出てはいけないんですよ。」
「院長先生に叱られますからね。」
セーラ
「はい、アメリア先生。」教室を出て行くセーラ。