つらい仕事の日2 | 黒いダイスが俺を呼ぶ

黒いダイスが俺を呼ぶ

さすらいのSUZUKI SC100乗り。主にスズキフロンテリヤエンジン系を乗り継ぐ。
日活アクション映画、昭和の特撮番組が好物でロケ地巡り。
大日本帝国陸海軍戦闘車両模型も好き。

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ミンチン
「この子は今日から台所のメイドに使うことにしましたからね。」
「遠慮はいりません。ベッキーと同じように厳しく使うように、分かりましたね。」
モーリー、ジェームス
「はい、院長先生。」

モーリー
「さあ、昨日までの友達の後片付けから、始めてもらおうかね。」
「食べ残しは、後でおまえの食事になるんだから、粗末にするんじゃないよ。」


ラビニア
「まあ、見て、うふっ。」
ミンチン
「何をしているんです。皆行くんです。」
ロッティ
「セーラー・・・」

ミンチン
「セーラ、何をぐずぐずしているんです。早く教室の掃除をしなさい。」
セーラ
「院長先生、お願いがあります。私、勉強がしたいんです。」
「授業が終わった後、教室で勉強をする事をお許し頂けないでしょうか。」
ミンチン
「何を馬鹿な、おまえはもう自分の置かれた立場を忘れたんですか。」
「おまえは働くことで、ここに置いてもらっているですよ。さっさと仕事をしなさい。」
「アメリア、生徒達にセーラと親しく話しをしないように、厳しく注意なさい。」
アメリア
「はい、お姉さま。」


「お父様。私はひとりぼっちでも勉強を続けるつもりです。自分の心を支え続けるために。」