毎日個別塾 5-Days大阪エリアのブログ

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こんにちは。

 

5-Days 石橋教室 倉地です。

 

今日は中学1年生の歴史の平安時代に出てくる2つの政治についてかんたんにご紹介します。

というのも、生徒がなかなか覚えにくい単元であり、私も備忘録として残そうと思ったというわけです。

 

 

 

 

 

 

まず、平安時代というとどういうイメージでしょうか。

794年なので、「泣くよ 鶯 平安京」とおぼえている人は多いと思います。

具体的にどんな時代だったかというと、天皇が政治の実権を握っていましたが、徐々に武士が力をつけて、

争いごとも多い時代でした。その中で、遣唐使を廃止して、日本独自の国風文化を作り上げた時代でもあります。

 

 

 

 

 

さて、ここからはタイトルの通り摂関政治院政という2つの政治についてご説明します。

定期テストにも頻出です。様々な説がありますが、中学校で習うことを中心にお話していきますので予めご了承ください。

 

 

 

摂関政治:平安時代中期

 

天皇が幼いときには、摂政として、成人してからは関白として朝廷の実権を握って行った政治。

藤原氏が自分の娘を天皇のきさき(お嫁さん)にし、その子を次の天皇に育てて勢力を伸ばしました。

 

有名な親子:藤原道長(父)藤原頼通(子)

 

 

摂政:天皇がまだ幼いので、政治の実権をほとんど握っている状態

関白:天皇は成人しているので、助言をする状態(決定権は天皇にあります)

 

 

 

という2つの違いがありますが、藤原道長は

 

 

この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば
(この世は自分のためにあるようなものだ。満月が欠けることがないのと同じように、私の思うようにならないことはない。)

(出典:wikipedia「藤原道長」)

 

という有名な短歌を残しており、ほとんど実権を握っていたといっても過言ではない状態でした。

 

 

摂関政治の重要語句

「摂関政治」「摂政」「関白」「藤原道長」「藤原頼通」

 

 

院政:平安時代後期

位をゆずった天皇である上皇を中心に政治をおこなうこと

始まりは白河天皇が当時8歳だった堀河天皇に位を譲って上皇になりました。

 

 

 

 

 

 

これによって、何が起こったかというと、上皇と天皇が政権をめぐって対立するようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

つまりどういうことかというと、現役部員と引退OB・OGでどっちの練習方法が正しいかで対立するようになったというイメージです。

先輩が引退してせっかく自分たちの代になったのに

OB/OGがやってきて「俺らがやってた練習のほうが良かったやん!」とか口出しされると

モヤッとしますよね。笑

 

それをもっと政治レベルに壮大にしたイメージです!!

 

 

 

 

 

さて、話を戻すと、その天皇と上皇の対立により争いが起こります。

そこに巻き込まれたのが武士です。

 

平清盛と源義朝が見方をしていた天皇側が勝利しました。

 

これが、保元の乱です。保元の乱以降は、平清盛と源義朝が武士として名を挙げて政治に進出してきました。

 

今度は、平清盛と源義朝が「俺らのほうがえらい!!」と仲間割れをします。

 

これが、平治の乱です。ここから源平合戦が始まっていきます。

ちなみに最初は、平清盛が勝利します。最終的には源氏が勝利し、鎌倉時代に突入するというお話です。

 

 

若干、話が長くなりましたので、重要語句をまとめておしまいにしましょう!!

 

 

院政の重要語句

「院政」「上皇」「白河天皇(白河上皇)」

 

 

 

院政による武士の台頭についての重要語句

「保元の乱」天皇VS上皇  天皇Win!

 ※平清盛&源義朝が天皇に味方

「平治の乱」平清盛VS源義朝 平清盛Win!

 ※源平合戦の始まり

 

 

 

以上となります。

いかがでしょうか。子どもたちには、この権力争いの構図を理解してもいたいと思っています。

 

「歴史なんてどうでもええやん!もう終わったことやし」と生徒からよく言われますが、

 

そんなことはありません。

 

過去の偉人が身を持って成功例と失敗例を残してくれているのです。

 

それを学び、自分たちがどうすれば少しでも幸せになれるか、考えることが歴史を学ぶ意義だともいます。

 

(生徒にはなかなかこれは伝わらないので、根気よく教えていくしか無いですね。。。。えーん

 

それでは、本日はここまでにしようと思います。

また、授業で印象的だったことを簡単にブログにまとめてみようと思います!!

 

ご拝読ありがとうございました!!

 

 

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