つづきです
にのちゃん視点。
ちょっと短いけどキリのいいところで切ります( ・∇・)
朝食を終え、出されたお茶を飲んでいると、先生はどこかに電話をし始めた。
どうやら、役場に確認を取ってくれたらしい。
昨日の大雨による土砂崩れで、ここに来る時にオレが通ってきた道は完全に塞がってしまった訳ではなかったが、まだ崩落の危険があるためしばらくは通行止めになるとのこと。
そして、もう一本の迂回路。
こちらは川の増水も落ち着き、危険はないらしい。ただ、山を二つ越えなければならず、東京に戻るにはかなり遠回りとなり、時間はかかるようだ。
それでも、帰れるのはありがたい。
オレは受け取った原稿を大切にカバンにしまい、先生に頭を下げた。
「本当にありがとうございました」
「いや…俺の方こそ。会えて良かったよ」
「先生…」
「もう、会うこともないだろうけど」
「…あ、はい…」
そう…だよね。
編集の仕事をしているからといって、この先一緒に仕事をすることは無いのかもしれない。
先生ほどの立場の人なら、いくらでも有能な仕事相手を選ぶことができる。
実際、うちの出版社だって先生の担当していたのは社長である大野さんだし。オレは社長の代理。おつかい。本来なら、先生に会える立場じゃ…なかった。
才能あふれる、一握りのひと。成功者。
オレとはもう…住んでいる世界が違うのだから。
そう分かっていながらも
言いようのない寂しさが 胸の奥を締め付けたのは…
最後まで、彼の大輪の花が咲いたような笑顔を見ることができなかったからだろうか。
笑っていても、どこか乾いたような笑顔ばかりで。
あなたの優しさは変わらないのに、どうして…
…って、自分から手放したはずなのにね。
何を今さら。
どうか、
どうか…
潤くんが、心から笑って
これからの日々を過ごせますように。
もう一度頭を下げ、車に乗り込むと
ゆっくりとアクセルを踏んだ。
バックミラーに写る姿が、小さくなっていく。
先生の口元が動いたけれど…
もう、彼が何を言ったのか 聞き取ることはできなかった。
つづく
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
こちらでご挨拶しようかな
(どうやら別記事で書くの面倒くさいらしい笑)
2023年、大変お世話になりました♪
色々…
本当に、色々なことがあった年でした( ;∀;)
事務所の件も
にのちゃんの独立の件も…
理不尽な意見や、悪意に満ちた憶測に
本気ではらわたが煮えくりかえり
( •᷄ὤ•᷅ ꐦ )呪ってやろうかと思いましたが←
タレントさんたちは、何ら変わらないし
なんなら、これまで以上にファンに寄り添い
素晴らしいパフォーマンスしてくれている
どれだけ邪魔されようが
ジャニーズの輝きは決して消えないからね
だから
私も、この怒りは
2023年に置いていこうと思います
(できる…と思う…笑)
2024年は
にのちゃんにとっても
嵐さんにとっても
独立組含めた全てのタレントさん
ジャニーズ事務所、ジュリーさんにとっても
(もちろん皆さま、私も)
光に満ちた 幸多き年になりますよう
心からお祈り申し上げます
ってことで!
夜はペンラとうちわ持って、映画館行ってきまーす!!٩( ᐛ )وボッチサンセンダケドネ
miu