つづきです


( *´艸`)あー楽しい♪











とりあえず、この急須を洗っちまおう。


おれは ニノの抜け殻…

もとい、白い急須を手に取ると立ち上がった。


シンクに置き、その蓋を摘む。



「あ…」



ん?


想像よりも少し重くて、思わず落としそうになった。慌ててキュッと力を込める。



「ん、あぁっ」


「ニノ…何を騒いで」



背中に届く声。

不審に思い振り返ると、飴色の瞳を潤ませたニノが 胸を押さえていた。

苦しげに息が弾んでいる。


どこか具合でも悪いのか と、慌てて駆け寄った。



「どうした?大丈夫か?」


「激しいのも嫌いじゃないけど…

もう少し、優しく…」


「は?何が?」


「…ソレ」



指差したのは、持ったままだった急須の蓋。

…蓋?

意味が分からなくて固まっていると、ニノは手を伸ばしてそれを受け取った。



「この急須はワタシの分身なの。だから、アナタの手の感触が全部伝わって…」



そう言いながら 自分で蓋の突起を摘むと、あぁ、と甘い息を漏らして仰け反った。


……よく見れば、ニノの胸元。

白いTシャツの上からでも分かるほど、ぷっくりとした二つの粒が浮き出ていた。


もしかして…



「ここ、乳.首と繋がってるのか?」


急須の蓋。その突起が。


立ち上がり、急須の本体も持ってくる。

恐る恐る取手の部分をキュッと握ると、ニノはヒュッと息を飲んだ。


おれの渡した短パンは、スウェット生地。

柔らかなその布は、中の…反応を分かりやすいくらいに伝えていた。

短パンの前が、大きく膨らんでいる。



「///やぁ、そこは…」


「おい。こっちはちんこか?」


「…んんっ…」



半信半疑でそのまま取手を擦り上げていると…

ニノが、濡れた瞳でおれを見上げた。

その肩はふるふると震えている。




…思わず、ゴクリと喉が鳴った。


ニノの姿は男のそれだけど…やっぱり、中性的というか。

放っている色気が半端ない。


このまま…



「ご主人さま…もう、出して良い?」



はっと我に帰り、急須を擦っていた手を止めた。


やばい。

おれは一体何を…



「わ、悪い…大丈夫か?!」



テーブルに急須を置き、ニノを抱き寄せると

腕の中のニノは…おれを恨めしそうに見上げた。



「寸止めとか…イジワル」


「え、いや、だって」


「苦しいの…」



ニノの股間は痛々しいほどに張り詰めていて…さすがに、これは辛そうだ。

かと言ってどうしたら良いものか。

思いつかず、頭を抱えていると、ニノがおれの手をその熱に導いた。



「ね、お願い…」


「う…」



自分と同じモノなのに、不思議と…嫌な感じはしない。


おれは、握った手を

ゆっくりと上下させ始めた。





つづく





miu