やっと…
テーマ 翔潤作りました( ・∇・)
今更か


昨日の THE MUSIC DAY から♪
家に帰った二人の様子、こんなんだろうな…って。笑








「あの、怒ってないんですか?」

「…なんで敬語なの?」


あははっと目を細めて、潤は脱いだシャツを丸め、部屋着へと着替えた。
数時間前までの緊張感は一気に消え、普段の…俺の前だけで見せる、柔らかい表情で覗き込む。
それが あまりにもいつも通りすぎて、逆に恐い。


「あの、上田を家に入れた件につきましては、ご報告が遅れまして…」

「なんだ、それ? 別に気にしてないよ」


…いやいやいやいや、いつも怒るよね?
風磨を家に入れた時は、3日間 口聞いてくれなかったし。
松本さん、なんで上田には寛大なワケ?

俺の??? に気づいたのか、ビールを手にした潤がソファに背中を預けた。


「………あのさ。風磨の場合、後輩感丸出しで…シレッと入り込むじゃない。いつの間に?!みたいな。
それは嫌なんだよ。
だって…気づいたら俺の場所まで取られていそうで」

「…そんなことある訳ないだろ?」

「あいつは、翔さんをリスペクトしてる。
…すげー緊張して、ラグの上に正座してる姿が目に浮かぶし。上田は線引きがちゃんとしてるってか…そもそも、自分から来たいとか言えない奴じゃん」


…確かに。 
全くもってその通りだった。


「なんかさ…その気持ちはわかるんだよね。
だから、翔さんに声をかけてもらって 嬉しかったんだろうなぁって」

「潤…」

「…俺だって、誰も彼も やみくもに嫉妬してる訳じゃないから////////」


ヤバい、すげー可愛い。

潤の隣に座り、肩を抱き寄せると、そのまま口付けた。


「ビールの味がするな」

「…ダメだよ。疲れてるでしょ?」

「潤が欲しい…」

「もう今日は休んで…明日にしよう?」


立ち上がり、ひらひらと手を振りながら、自分の寝室へと向かう潤。
俺の身体を気遣ってくれているのはありがたいが、一度 昂ぶった気持ちは、そう簡単に収まらない。


「じゅーん?」

「う…///// ダメだってば。お休み」

「身体が火照って眠れない…」


見えるように下着の中に手を入れれば、慌てたように飛んでくる。


「もう…しょうがないなぁ、一回だけだよ?」


俺を気遣って
それでも、我儘に寄り添ってくれる 潤…

絡めた指を 引き寄せると

ゆっくりと 影が落ちた。





終わり




miu