にのあいのお話です。
BLですので、苦手な方はご注意願います。



ここから続いてます。

保健室のエピソードとしては
43〜47話 の内容です。
忘れちゃった方は読んでみてね♡







櫻井と松本を保健室で見送った ワタシ。

仕事を終え、駅前のコンビニで買った ビールの袋を手に下げながら (あいつら…映画館で変な事してなきゃ良いけど) なんて  家へと続く坂道をのんびりと歩いていた。


坂を登りきった所で、家の明かりが目に入る。

…来てるんだ


そんな 些細なことが 嬉しくて

中にビールが 入っている事を忘れ
袋を振りながら オレは走り出していた。


「ただいまー!」

フフッと笑ってドアを開けると

出迎えてくれたのは
想像とは違う…壁にもたれた 雅紀の姿。

{9BE71C58-1065-45CD-BAB1-F0E84D54C4D0}


なんか、怖い顔をしてる…


「あの、雅紀…どうかした?」

返事の代わりに、スマホの画面を目の前に出された。

…LINE?

見たことのある アイコンに続き

【相葉くんさ、センセイ
モテるから気をつけた方が
良いよ】

【在校生で センセイを狙ってる
ヤツがいるし】

【ちゃんと虫除けしないと!】


櫻井!?
あいつ 協力してやったのに、何を…


「カズ兄、本当?」

「は?いや、何のことだか…?」


…櫻井が 言ってる相手は想像がついていた。
昔の雅紀みたいに、理由をつけて保健室に現れる生徒。
最初は 教科を教えている他の教師とは違う 気安さから、懐いてくれているのだろうと思ってた。

でも、オレを見つめる瞳は熱い。

西畑とは キチンと線も引いているつもりだし、気を付けているけど…


「ねぇ、カズ兄…オレ心配だよ」

「心配って…そんなの大丈夫だし!」

「保健室なんて、ベッドがあるんだもん。
押し倒されたら…」

「いや、相手は高校生だし、押し倒すとか そんな…」

「……カズ兄、保健室で 高校生のオレに押し倒されてたよね?」


…はい。
確かに押し倒されました/////


言い返せなくて 下を向いていると、フワッと身体が浮き、雅紀に抱きかかえられていた。

慌てて、落ちないようにと
首に手を回し ギュっと 抱きつく。


「…ご飯は後ね。
お風呂でする?
それとも…このまま ベッドが良い?」

「あの………。
とりあえず、ビールだけは 冷蔵庫に入れておいてください…/////」


オレは諦めて 
自分の唇を 雅紀の口に押し当てた。



つづく

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

エロ不足…
久々にこちらの二人を。笑

〜もう一つの恋〜 からのお話ですが、雅紀とカズ兄のイチャイチャ♡です。
翔潤の二人は、この後 映画館で エロエロ(笑)してたんだよね。

こっちも( ̄∀ ̄)笑

お好きな方だけ  お付き合い下さい。


miu