しまった!消されてる( ;∀;)
再UPしておきますね…

BLですので、苦手な方は進まずに お帰り下さい。









押 し 入 る …熱。

中が カズの形に馴染むまでは、時間が必要だった。

震 え が 込み上げるほどの 違 物 感…

それなのに、躰 の 奥は 火が灯ったように
更なる  快  楽 を 求め、疼 く。


違う、こんな…。

もっと、感じたい。

苦しい。

…気持ち良い…


昂った 感 情 が 激 し く 交錯 して
涙が 頬を伝った。


『何故…泣くの?
アナタは ワタシを求めて…ここに来たんじゃない?』

冷たい唇が頬に触れ
落ちる涙を受け止めた。


「…夢、だと思ってたんだ。
あれは、愛されなかった子供の見た…寂しい夢だと…」

『フフッ…夢ね。それも…間違ってないんじゃない?』

「や、ぁ…カズっ!」


カズが…俺の中で質量を増した。
苦しい筈なのに、その 苦痛すら  愉  悦 へと変換されていく。

まるで 媚 薬 が 全身に回っているみたい…

カズの触れる場所  全てが 熱 を帯び

そこに…堪 え 切れないほどの 快 楽 を 落としていった。

抽 送 するスピードが 次第に 速 まっていく。


ァ、ん…ハァ…

静かな部屋の中には
自分の 喘 ぎ 声 と 水 音 …

そして、パンパ ン と 肌 を 打ち付ける 破裂 音とが混ざり合い、淫 ら な 和音 を 奏でていた。


『…アナタの願いを叶えてあげる。この家の次期当主は、アナタだよ?』


カズ? 
一体、何を言って…


『ワタシと交わった者が、この家の…全てを手に入れるんだ。

その代わり…』

「その、代わり…?」

『ワタシに この 躰 を 差し出すこと。
アナタの 最高の 精 を…ね』


カズは 白いその手を前へと伸ばすと
目を細めて 笑った。

握られた 自身は、大量の 濁 を 吐き出したにも拘わらず、既に い き り  勃 っ て いる。

…それは 不自然なほどだった。

上  下 に 扱 か る と、先 端 に 透明 な 蜜 が 浮かび上がる。


内 部 を 捲 る ほどに 
大きく ス ラ イ ド を 繰り返す  腰。

途端 に せり上がる 射  精 感 …


「…イ クっ、ぁ…っあ!!」


カズの手の中に 蜜 を 散 らし

ほぼ同時に
俺の奥で…熱 が 弾けた。

何かに吸い込まれたように、力が抜けていく。


俺は  ブルブルと震えて崩れ落ち
そのまま 意識を手放した。




つづく


miu