|・ω・*)チラ
おひさしブリーフ。

まさかの ほぼ一ヶ月放置…
こちら、月イチ連載ですか!?笑

もう 需要があるのかすら 分かりませんが…自己満足のため、少しずつ 終わりに向かって進みたいと思います。
(まだまだ 道のりは遠い…( ̄▽ ̄)  )





布団に寝かせ  身体を 拭った。

ニノは 起きる気配無く 
静かな 寝息を立てている。


「翔ちゃん…ありがとう。
目が覚めた時、オレだけの方が良いかも。
部屋で待ってて?」

「そうか?
 …うん、そうだな。
何かあったら 直ぐに呼んでくれ」


パタン、と ドアが閉まり
部屋の中は 静寂が訪れる。


ニノの 綺麗な寝顔。


その 閉じられた瞳から
悲しみが ひと筋…零れ落ちた。

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そっと、指先で 拭う。


大野さんに連絡を取るべきなんだろうか。

…ううん、今じゃない気がする。
後で、翔ちゃんと 相談しよう。



オレは…

ニノの冷たくなった手を
温めるように 握り

眠れない夜が明けるのを
じっと 待っていた。





「…ん……」


ピクリ、と小さく動く。


少し前に  
風呂には 湯を張り
何時でも入れるように と
準備をしてあったけど

冷めてしまったかも、と
追い炊きの スイッチを入れた。



上半身を起こし
布団の上で 固まっている  ニノ。

その 虚ろな目は…
空を見つめていた。


「勝手に…ゴメンね。
お風呂、直ぐあったまるから…

もう一回、キレイにしよ?」


オレの声に気付いて
表情を 作る。


「ん…ありがとう…」



ニノが風呂へと行き

がらん、とした
殺風景な この部屋を見渡す。

ゲームと…必要最小限の物しか
置いていない。


ここに あるのは
ふたりの 約束。

大野さんの残して行った  愛と

…その証。



それしか 必要なかったんだよね?



オレは…上着で隠すように覆われた
大野さんの残した絵を眺めていた。

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……??



最初は気付かなかった
小さな…声が。



泣いている。




「ニノ?」

トントン、と

薄っぺらい 風呂場のドアを
ノックして

そっと…開けた。



「 …温まった?  拭いてあげるから、おいで?」


フワッと
頭に タオルを被せ
落ちる雫を…拭いていく。

髪から落ちていた雫は
何時しか  頬を伝い

その キレイな瞳から 零れていた。


「ね、相葉さん。
必ずしも…運命の相手と結ばれるとは限らないよね…」


絞り出された その声は
何かを決心した様な

…そんな  強い意志を感じさせた。



つづく


*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

若干、前に書いた話と 合ってないんだけど。そこは気にしないでね!?笑

こんな拙い文章を読んでくれて、いつもありがとう(*^^*)

感謝です♡