ブログ上初公開!?
LTXの12個目のベアリング追加です!!
話がかなり長くなりますが、興味のある方は最後までお付き合い下さい。
今回の12個目のベアリング追加情報を
通常公開するべきか悩んだんですが、搭載出来るなら今後発売するLTZが
12ベアリング化してきそうで、後出しでパクリとか言われるのも
嫌なので公開しようと思います。
(もしかしたらアメンバー限定記事とかで既出かも・・・)
12ベアリング化はLTXをオーバーホールしている時に
とある部分の構造が、後からベアリング追加出来るようにしているのではないか?
と思えるような異常な構造であった為に一度やってみたかったカスタマイズです。
で、肝心なその部分とは・・・・・
コチラです!
そう、このメインギアシャフト。
写真を見るとインナーチューブが無駄に飛び出しています・・・
私はこの突出がかなり異常に見えていました。
この突出している部分の高さ調整が出来れば、そこにベアリングが追加可能ではないか?
と考えたのです。
調べたところ、シマノとダイワのインナーチューブが流用出来るのではないか?と思い、
シマノは手元にあったスコーピオンMGのモノを
ダイワはPX68のインナーチューブを取り寄せました。
早速、LTXのメインシャフトに取り付け行ったところ、スコMGは取り付け可能でしたが
PX68のはサイズが合わず、取り付け不可であることが判明。
と、いうことでシマノパーツを流用することに決定しました。
メインギアシャフトにベアリングを追加するにあたって以下のパーツが必要になります。
①シマノ製スタードラグ板(アルデバランBFSのが軽量でオススメ)・・・¥525円
②シマノ製インナーチューブ(アンタレス用は流用不可)・・・¥525円
③シマノ製スタードラグスペーサー・・・¥105円
④ベアリング(8×14×4)と(8×14×3.5)・・・2つで¥800円ぐらい
⑤シマノ製ローラーベアリング・・・¥1575円
⑤は不要な可能性もあります。
ここで、取り付けの前に、微調整が必要となります。
その微調整というのが、ローラーベアリングの高さ調整です。
そのまま取り付けると、上記写真のようにインナーチューブの方が低くなってしまう為、ドラグが正常に動作しません。

高さ調整は、上記写真のように、まず8×14×3.5のベアリングをハンドル側に挿入します。
ベアリングが突出しているので、平らなもので押して、面一に合わせます。
面一に合わせるとこんな感じ。
押し込むとローラーベアリングが本体側にズレ込むので、これで調整完了。
8×14×3.5のベアリングはここで出番終了です・・・
調整後はインナーチューブがこんな感じに少しだけ飛び出します。
ベアリングを取り外し、8×14×4のベアリングに交換します。
0.5mmの厚さ分が突出しますが、これで問題はありません。
では、ここから組み込みです。
下記写真の順番で組んでいきます。

①シマノ製スタードラグ板
②シマノ製インナーチューブ
③8×14×4ベアリング
④LTX純正ワッシャー
⑤KTFスペーサー(純正の場合はクリックスプリングホルダー)
⑥LTX純正スプリングワッシャー
⑦シマノ製スタードラグスペーサー
これで組んで、ハンドルを回して問題がなければ完了なのですが、
4ぃ素~のLTXは問題発生!!
明らかに以前よりハンドルの回転が重いのです・・・
調べたところ、シマノ製インナーチューブと純正のローラーベアリングの相性問題と判明。
0.0*mmとかの世界なのですが、シマノ製のほうが大きいようで
これにより巻き重りが発生していました。
私はシマノ製ローラーベアリングに交換することで改善しています。
これが、アブによくある個体差の問題なのか、メーカーの違いによるサイズ問題なのかは
1台しか試していないので不明です。
必要パーツ⑤の不要な可能性というのは私にも分からないので一応記載しました。
如何でしたか?
結構、難有りなカスタマイズですが、メインギアシャフトへのベアリング搭載は、
シマノ・ダイワ共に採用している為、少なくとも巻き心地改善に貢献していると思います。
が、実釣していないので、巻き心地が改善しているかは正直不明です。
カスタマイズのネタ切れや興味のある方は試してみては如何でしょうか?
また、今回はシマノ製パーツを流用しましたが、ダイワ製などの別パーツを流用出来る!!
という情報をお持ちの方がおられれば、コメント頂ければ幸いです。
次はアルデバランの軽量化の話を再開したいと思います。