こんにちは、Hayataです。
今日は、
あなたが今学校で学んでいる英単語に潜んでいる
ニュアンスの違いをいくつかご紹介出来ればと思います。
最近では英語の授業の一部、または全てが
英語で話すという授業方針を
持ってらっしゃる学校の先生も居ます。
そんな方針が裏目に出てしまい、
時にニュアンスが違ったまま
授業を受けているあなたに伝わってしまうことが
多々あるのはご存知でしたでしょうか?
例えばこんな表現があります。
「Sit down」
あなたは、まずこの単語をどのように捉えますか?
もし僕が英語の勉強の方法が分からず
自分なりに辞書を引いていたとすれば、
この「Sit down」を
『座って下さい』と訳していたと思います。
学校でもきっと、『座って下さい』と教わったはずです。
実はこの「Sit down」=座って下さいというニュアンス、
あなたが思っているのとは
ちょっと違ったニュアンスになってしまうんです。
僕が海外で英語を学んでいるときに、
先生へ向かって使った事があるのですが
すかさず言い方を直されました。
どうやら英語を母国語として話している人からすれば
このフレーズを聞くと
『座りなさい』
と言われているようなもので、
”命令されてる”ように感じてしまうようです。
本来は、軍隊の中で使われるような
『着席!』
と、少しお堅い表現になるようです。
学校の先生が『着席!』というのは珍しくは無いのですが、
結果、日本では「座って下さい」と訳されてしまっており、
間違った解釈をした先生が生徒、
つまり教える側が教わる側に平然と教えてしまっているんです。
『Sit down』=『座りなさい』
この表現があなたにとって
一番フィットするものと言えると思います。
ですがちょっとばかり
違う言葉の意味を持つんですね。
すでに独自で英語を勉強しているあなたなら、
「それじゃぁ、文章の中に"Please"という単語を付ければ良いじゃないか」
と思う人も居ると思います。
残念ながら、
英語に対して100%法則化し文章を作ろうと
考えてしまっているあなたは
著しく成長は低下していくことでしょう。
ここのニュアンスの部分を
自分の中へすっと落とし込める人こそが
著しく成長が伸びるのです。
つまり、”感覚”です。
法則で物事を覚えるのは数学だけで十分です。
”Please”を付ければと言う考えのあなた。
100%間違っているとは言いませんが、
きっとあなたは沢山机に向かって勉強された方でしょう。
僕もそのような経験があります。
ですが、よく考えてみて下さい。
あなたが分かりやすいように
僕もここでは法則化させて頂きますが、
この表現は”命令文”です。
あなたが勉強してきた中で沢山出てきた言葉でしょう。
この”命令文”に”Please”を付けたとしても
命令文には変わりはないんですよ。
なので、考え方を変えて文章をまるまる変えてみましょう。
ここでベターな表現としては
『(Please)Take a seat』や『Have your seat』
といったような表現。
この文章こそがまさにあなたが解釈をしていた
「座って下さい」と言うような表現なんですね。
『Sit down』は家族や仲の良い友達に対して使う
「カジュアル」な表現として考えるのも
あながち間違いでは無いかも知れません。
ですが、
あなたが解釈している「座ってください」は
上記の文章が一番ベターです。
学校で教わったからと言って、
どんな場面でも解釈したように使えるとは限りません。
初めに書いたように、
自分は「座って下さい」と伝えたかったのに
相手には「座れ」と捉えられてしまっては
あなたの印象も台無しです。
そういったことにならないように、
過去に学んだ単語の意味や文の構想なども
時には見直してみることも必要です。
”ニュアンス”
人に伝える「ことば」として
あなたにとって大事なものになります。
これからは、この力も養って行けるとよりあなたの英語の学習が
綺麗な華を咲かせると思います。
頑張りましょう。