英語できない資格もないパパ & 村上家の4姉妹 オランダ移住物語 -37ページ目

オランダの働き方と言えば、ワークシェアリングという日本では聞き慣れない言葉が、検索すると上がって来ますが、そもそもワークシェアリングってどういうこと?と思って今更ですが調べてみました。

 

ざっくり言うと、勤労者同士で雇用を分け合うこと。

各自の労働時間を短くし、社会全体の雇用者数を増やそうとする政策ということだそうで、メリットとしては失業率の減少や、仕事に対するストレスの軽減などでしょうか?

 

稼ぎたいのにワークシェアリングの為に勤務時間が減らされるといったデメリットもあるかもしれません。

 

1人でやっていた仕事を2、3人で分け合うことで、労働時間が短くなって負担は減るけど給料も減ってしまうやん!ということで、最近お世話になっている、日本人女性と結婚した近所のオランダ人S氏に聞いてみたところ、「僕の勤めている会社は選べるんだ。」と、彼は月~金の週5日、9時~17時勤務で小さい2人のお子さんの為にとがんばっているそうです。

 

選択できる会社もあるのですね。

彼の会社は親族経営っぽいので成せる技なのかもしれません。

他はどうなんでしょうか?

 

 

それはさておき、生活の中でオランダ人の働き方を観察していると、皆さん明るく楽しそうに仕事をしている印象です。

 

一番よく行くスーパーのレジ係は基本的に座りながら、ベテランになってくると持参したペットボトルの飲み物を飲みながら仕事をしています。

 

移民局では窓口の担当者が、業務に入る前に後ろに置かれたラジカセをいじってお気に入りの曲を選んでから、リズムにノリながら応対してくれました。

 

初期の頃、トラム(路面電車)の運転席に近付くと運転士の男性がガンガンにロックをかけながら運転していましたし、苦い思い出のロードサービスのお兄さんもカーステレオでガンガンに好きな音楽をかけハンドルをドラムの様に叩きながら僕を駅まで送ってくれました。

 

家の前の歩道のレンガを敷き詰めていた作業員の男性も工事車両のドアを開けっ放しにして、これまた音楽を爆音でかけながら作業していましたし、駐在の方に聞くと職場ではみんな基本的に鼻歌を歌いながら仕事をしているそうです。

 

また、事故の現場検証をしていた複数の警察官達は、たまたま通りかかった全方向にカメラの付いたグーグルの専用車に向かって全員でピースサインを送るなど、日本では考えられないラフさで仕事に臨んでおり、基本的に仕事中でも楽しまなくっちゃという雰囲気で溢れています。

 

娘達が通う小学校の先生達は朝教室の入口で飲み物片手に子供達を迎え、休みの日には近所のショッピングモールで若い女性の先生が彼氏らしき男性と腕を組みながら歩いているのを目撃しました。

 

先生も警官も腕などに普通にタトゥーが入っている方も多いです。

 

残業や上司に気を使うなどということも概念としてほとんどない様なのと、お金を支払う方が偉い!みたいな概念もないので、非常にフラットで心地良さ気です。

 

小学校のボランティアオランダ語教室のママさんに教えてもらいましたが、オランダでは10時と14時にティータイムがあり、しっかり休憩を取る習慣の様です。

 

だからなのか、役所や病院、あらゆるオフィスやスーパー等には大抵フリーのコーヒーマシンが設置されており、いつでも飲み放題ですし、皆さん躊躇なく長期休暇を取りますし、週1勤務のアルバイトさえ、長期休暇を堂々と申請してくると日本食レストランのオーナーが教えてくれました。

 

初めは戸惑ったものの、この「まあそんなにガツガツせんとゆっくりやろうや。」というオランダ人の仕事に対する姿勢や捉え方が、僕が求めていたもので、日本で学生~社会人時代に味わった規律や窮屈さ、理不尽さなどとは対極にあるこの環境にどっぷりと浸かりながら、オランダ人と仕事をしている訳ではないのですが、僕も毎日ほぼストレスなく働いております。

 

ただ、日本では当たり前の、時間に遅れるとか急遽予定が変更になるなどの際の連絡系統が欠落している部分が多々あり、その日にかけると言われた電話や、来ると言われていた荷物や人が来なかったり、1年前に不動産屋に告げた家の暖房の一部が壊れている件が未だに直っていなかったり、移民局で撮影したはずの写真データが紛失したりと日本では考えられない、いい加減さも日常茶飯事なので、居心地の良さにどっぷり浸かりつつも、日本の当たり前のサービスはキープしつつ、子供達には日本とオランダの働き方の良い部分を吸収し、ハイブリッドな考え方を身に付けて欲しいと思う今日この頃です。

 

 

 

 

 

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