狂い咲き姫の悲鳴。 ~蕾のままの薔薇~ -3ページ目

November


切った切った切った!
久しぶりなこの感覚やばいね
依存になる。

うー もっと切りたいな。
もっと深く深く
浅い感覚は嫌だ




ねぇ 悠さん 嫌でしょ?
嫌いになりなよ
ね?
切ったんだよ

可笑しいでしょ





早くころしてください。

But now



知ってる?
僕が君に構う理由を。




君は面白半分で僕の頭をポンポンしてはいけないんだよ?
知らなかった?

君以外からの触診は許してないこと知ってた?


ねぇ あの子といた方が楽しいでしょ
あたしといる時には見せない笑顔だものね


もうばいばいする?
私はしたくないのだけど
貴女が笑ってくれないならばいばいしなきゃ。





手首切っていい?
貴女が原因かもしれないし違うかもしれないし





ねぇ あたしはどこに居たらいいの?

ねぇ あたしが居なくなればいいの?

分からないから教えてよ











Nothing


僕の腕は綺麗になった。
悠さんと約束したから
覚えてないみたいだけど
悠さんが
僕のこと大切に思ってるなら切らないで
と言うから

切らないと誓ったけど

そろそろ無理かも。



ねぇ…居なくならないなら切らないよ?
けどそれはまるで私が貴女を脅してまで一緒に居させてるみたいで嫌なの。

だから切っても居場所をなくさないで
大好きだから側にいたいの


貴女を見てたいの


まぢ病みすぎさーせん