大学入試でのカンニング事件に思うこと

今日は少し天気のいい広島です

が、まだまだ風が冷たいですね

ここ数日、
山形県出身の19歳の浪人生が京都大学を始め、偏差値の高い大学で、
携帯電話を使い、yahooの知恵袋に問題を送信し、カンニングをした事件の報道がなされていますが、

私は、事件の内容に対してどうこう言うつもりはありません。

私が大学受験をするころは、まだ携帯電話がなかったので、
彼のような技はないし、
20代以下の人たちのように、メールを早く打つことはできないので、
今回のような事件は信じられませんが、

まぁ、今の10代の子どもたちなら、やってもオカシクないかな？
と思ったりします。

私が本気でカンニングするなら、すごく頭のいい人とやりとりしますが
(コラッ)
カンニングはいけません。



話がそれました

この報道で、私は現在の大学受験の状況を知ることができました。

私たちの頃と殆ど変わっていないのだということ


ちなみに、私が講師をさせて頂いてる、宅建の試験は、

携帯は電源を切り、小さい袋の中に入れ、それを試験官が回収し、
試験が終わったら返却する。というシステムになっています。

預けず、試験中に携帯電話が鳴ったりすると、
試験会場から退出です。

要は受験は継続できません。

毎年全国で20万人が受験する宅地建物取引主任者の試験でもそういう風になっているのに、

携帯を使いこなせる10代の試験にそういう措置がなされていないのは、遅れていると思います。

“性善説に基づき…”なんてカッコのいいこと言ってても、
携帯が試験中に鳴ったりするのは、
他の受験生にも迷惑がかかる訳ですから、大学もそれぐらいの対処はするべきだと思います。



カンニングをした彼も当然悪いですが、
「大学の対応が遅れているんじゃないの？」
と、この報道を聞いたとき、私は一番にそう思いました。