こんにちはニコニコ

広島は今日も秋晴れ、気持ちのいい週ですね晴れ



昨日は、(社)広島県宅地建物取引業協会の三支部合同研修会があり、参加してきました。


研修の後半は、経済学者で慶応大学教授の 金子 勝氏 の講演がありました。

講演テーマは「だまされるな!目からウロコの経済学」
      “不動産業をとりまく今後の経済動向”
というテーマでした。

この方をテレビで見たことはありましたが、
あまりゆっくり考えを聞いたことがなかったので、約1時間半ほどお話が聞けて、
とても面白い講演でした。


金子教授は小泉・竹中時代の構造改革路線には
どちらかというと批判的な考えです。

私としては、そこは過ぎてしまったことなのでどちらでもいいかと思うんですが、

金子教授に賛成することとしては、
今の民主党政権は「それを総括しなきゃいけない。」ということです。
何が良かったことで、何はダメだったのか。
痛みに耐えて、その結果どうなったのかは検証しないといけないと私も思います。

その上で、待ったなしの日本再生を実行していかなきゃいけないと思うのですが、

その上でのパラダイムとして、
①今まで常識としてきたことを180度変える
②Life Innovation… 環境エネルギー革命に取り組むこと

を挙げておられました。

なぜ、そうなのか。
全てをここに書く訳にはいかないので端的になってしまいますが、

まず、日本は今衰退過程に入っていることは、みんな薄々感じていて、
その結果、中国に1人当たりのGDPでもう抜かされているが、
今はそれに追いつく元気はない。

だが、日本もこれから国際社会の中で生き残っていかなければならない。

そのためには、戦後経済成長をしてきたようなやり方、考え方は180度変えなきゃいけないということでした。変えた上で、農業政策、少子化問題に取り組むべきとのこと。

それと、100年に1度と言われている経済危機を乗り切るためには、
環境エネルギー革命を絵空事のように考えるのではなくて、
「地球温暖化」という大義のもと、省エネをビジネスに活かしていくことだ
とも。

そして、この不況は全世界的に取り組んでいかないと、日本だけが経済がよくなることはないと。

私も共感するところはありました。
中国が今歩んでいる道はかつて日本が進んできた道ですよね。
そこで、争う必要はないと思います。

尖閣諸島の問題だって、日本の領土なんだから、日本は冷静に対応すればいいんです。

環境ビジネスは具体的にイメージしにくいところはありますが、
温暖化防止のために小さいことからやってみょうかと思いました。



にしても、経済の視点から見ると、ホント、待ったなしですよね。



一作日、民主党の代表選も終わり、菅さんが首相を続投することになりましたが、
どうなることかな?と思います。

菅さんも小沢さんも言ってましたよね。

「自らの政治生命をかけて……」と。

本当に自らを投げ打ってこの国を希望がもてる国に…
してもらいたいですビックリマーク




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