M先生の所へ~入院へ | 胆嚢癌ステージ3bからの生還

胆嚢癌ステージ3bからの生還

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消火器内科医師による突然のがん宣告を即座に受け入れられなかった私は、以前から付き合いのある内科のM先生のクリニックへ相談に行く事にしました。


このM先生は、以前は私が火傷で湿潤療法を受けた隣町の市立病院で消火器外科医として勤務されており、その後名古屋のクリニックに転勤された後、4年前に胃癌ステージⅣで亡くなられた院長先生の後を継がれてからも何かとメールで連絡は取りあっていました。


しかし、私の大腸カメラの写真を見たM先生は、「大腸カメラをずっと続けて見える医師が大腸癌だと言われるのであればやはり大腸癌であると思います」という返事だったので、動かぬ事実に諦めた私は、開腹手術を受けるための検査入院をする事を決め、早速入院して、まずは点滴のみによる絶食治療を始めました。


ところが、ここから思わぬ展開になりました。

入院してすぐに先日の大腸カメラでの病理検査の結果が帰ってきましたが、採取した部分に癌細胞は存在しなかったのです。


これが信じられなかった内科医師は再び大腸カメラをして3か所程組織を採取しましたがこれもことごとく正常細胞でした。(この時は入院中だったため、結構強めの麻酔をかけてもらったので殆ど痛くなかったのがうれしかったです。)


その他いろいろな検査を続けても全て問題なく、その内、腸の閉塞していた部分が点滴治療の効果で広がると共に痛み等も全く無くなりました。


つまり、病気では無くなってしまったというわけで、入院してから一週間で晴れて退院という事になりました。


この時は癌だと思っていたのが何でも無かったと言う訳で大喜びで退院した私ですが、この2ヶ月後に再びあの痛みがやってくるとは夢にも思っていませんでした。


後に続きます。