詩穂が流した涙が私の右手に落ちた瞬間、
すぅーっと詩穂の体が冷たくなった。
「ねぇ・・・詩穂、
私のこと置いていかないよね?
ねぇってば!きいてる?お願い・・・だから・・・返事してよ・・・詩穂・・・」
それから、
詩穂が目を覚ますことはなかった。
そして、
泣いている暇すら私には与えてもらえなかった。
「ほぉら!死んだでしょぉ?
面白かったよ?こいつの悪あがきぃ。
この間のゲームからすっごく楽しませてもらったから、
殺さなくて良かったんだけどぉ・・・見ているだけってホント暇だよねぇ。
だから、ついつい殺してしまったぁ・・・アハ・・・アハハハハハハハハハハハハハハハハ」
やっぱり狂ってる・・・
こんなやつに・・・詩穂は・・・詩穂は・・・。
殺されたんだ・・・許せない!・・・私が詩穂のかわりにこいつを・・・殺す。
「今、優梨を殺そうとおもったでしょぉ?
やめといた方がいいよぉ?ってゆぅーかぁ・・・
優梨を責める前に自分の無力さを感じたら?
おねえちゃんが強ければ、私からあいつを守れたんじゃない?
あはっ・・・あとひとつだけ言っておくね?
このあとも、
私が面白くないと思う行動にでたら、
おねえちゃんの目の前で、
1人ずつ私が殺していくから、頑張ってね?
ケタケタケタケタケタケタケタ」
